8月18日時点での入院患者数は累積で230人。
その時点での累計患者数が28.2万人。
従って入院率は0.082%。
9月5日現在の累積患者数は71.1万人。
0.082%をかけて、累積入院患者数は583人。
この時点での重症化した方は、死亡10名を含めて42人。
従って重症化率は0.0059%となる。
こうしてみると、入院患者のほぼ10%程度が重症化するという
厚生省のシナリオはそんなに間違ってはいない。
しかしながら、発症患者の1.49%が入院するというのは
随分とサバを読んだ数値だね。
さて、ワクチンの安全性を調べる為の治検対象数だけれども
なかなか1万人規模のものは出来ないでしょう。
やれて1000人か。
これでは全員に何の副作用もでなかったとしても、
リスクは0.1%未満としか言えない。
重大な副作用があるかないか、ちゃんとした判断をしようとしたら
少なくとも17000人規模の治検が必要である。
これでようやく0.0059%の重症化リスクを検出できる。
これほど安全性の保証というものは難しいものである。
ゆめゆめ500人程度のテストで一人も異常が出なかったから
「ワクチンは安全だ。」などという「ダマシ」は勘弁願いたい。
鳩山さん、しっかりたのみますよ。