窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

天文衛星「ひとみ」運用断念 太陽電池パネル全て脱落

2016-05-25 08:07:00 | Weblog
本当に残念な結果になってしまいました。

天文衛星「ひとみ」運用断念 太陽電池パネル全て脱落<--リンク

当初は「デブリと衝突したらしい」という話でありました。

それを聞いた時には「まあなんて不運なんだ」と思ったものです。

でも、実際は違っていたようですね。

本当の原因はこれから解明されるのでしょうが、多分ほんの小さなミスが原因なのでしょう。

でも衛星の運用はそのミスを許すほど甘くはなかった、、、ということになります。

徹底的な原因究明と再出発に期待したいと思います。

PS
衛星ひとみ、プログラム設定に人為ミス JAXA報告<--リンク

この件、少しお粗末すぎる印象があります。

人間はミスをするもの。

これは衛星運用の時の基本にしなくてはいけない考え方のはず。

これから導き出される結論はどのような信号であれ、衛星に対して送られる信号は少なくとも事前に異なる2人の人間によるダブルチェックが最低条件である、、、ということ。


入力をミスした事がわかるのが、衛星が空中分解した後、、、というのは本当になさけない話です。

はやぶさは見事でした。

それに対して、今回の失敗の原因は本当に初歩的なものの様に見えます。

そうして、いろいろな方に大変な失望を与え、「税金をどぶに捨てた。」と言われる始末です。


さてそういうわけで、今後はこのような初歩的で致命的なミスはもう2度と犯すことのないように、徹底的な対策をお願いしたいと思います。

PS
JAXA、リスクへの配慮お粗末 衛星「ひとみ」分解<--リンク

まあ、甘いリスク管理状態でしたね。

そして、重力波観測で脚光を浴びたブラックホールの観測にも「ひとみ」は重要な役割をになうはずでありました。

残念なことであります。

PS
舛添さんではありませんが、基本というものはいつまでも大事にしなくてはいけないものであります。

ひとみ失敗、責任者陳謝=報告書大筋で了承-文科省<--リンク

PS
ブラックホール「合体は頻繁」 米チーム、重力波を再観測 <--リンク

ひとみが動いていれば、活躍の機会は大いにあったと思われます。

PS
壊れたひとみ、2.5億光年先を見た 観測データ掲載へ<--リンク

研究者としては残念無念でありましょうね。

PS
X線天文衛星「ひとみ」の後継機を2020年に打ち上げへ…JAXA<--リンク

・・・運用準備状況を打上1年前から確認し、最終的には第三者の視点も含めて審査する仕組みを構築する。

今頃こんなこと(Design Review)を言っているのはあきれますが、まあ一歩前進ということの様です。

PS
・観測衛星失敗はプログラムミス NECが5億円支払いへ

4年も計画が後ろにのびました。

世の中、お金で全て解決できる、、、というものではありませんぜ、NECさん。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます<--リンク

特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電王戦・第1期電王戦(第二局) | トップ | 世の中というのは、シーソー... »

Weblog」カテゴリの最新記事