チキンレース第三幕のはじまり

・北朝鮮、脅威になれば「完全な破壊」も　トランプ氏が国連初演説＜－－リンク

『トランプ氏は原稿を慎重に読み上げる形で演説。
米国の軍隊は近い将来に過去に例を見ないほどに強くなるとも述べた。』

つまり大舞台で、大勢の観衆の前で大見得を切った訳ですから、これはブラフではありません。

それにしても、「一つの国を破壊するぞ」は言いすぎの様に思われます。

これではまるで西部劇の決闘の様でありますなあ。

・米国防長官、トランプ氏の「ロケットマン」発言の真意問われ…北朝鮮問題の外交的解決を強調＜－－リンク

『北朝鮮への独自制裁を担当するムニューシン財務長官は演説を受け、「大統領は、大量破壊兵器の拡散で世界を人質にとるイランや北朝鮮の抑圧的な統治者を容認しないことを明確にした」との声明を発表した。』

「大義はアメリカにあり」という立場は実際には悲惨な結果を招く事を、招いてきた事を、アメリカは決して学習しようとはしませんねえ。

追記
トランプさんの強気発言は以下の記事が前ふりだった模様です。
↓↓
・ソウルを危険に晒さぬ軍事手段「ある」　マティス米国防長官が言明＜－－リンク

さて、これがマティスさんのブラフではないとしたら、「アメリカも新しい手法を編み出した」と、そういう事になりますね。

PS
・首相「対話は無に帰した」　国連演説、８割は北朝鮮問題＜－－リンク

安倍さん、アメリカと歩調を合わせました。

そうして、国連では演説できますが、自分の国の国会では演説はできない模様です。
↑↑
・安倍政権　国会無視「沈黙の解散」質疑ゼロなら戦後初＜－－リンク

・北朝鮮「完全破壊」警告、メルケル独首相は賛同せず＜－－リンク

追記
・イラン大統領　核合意履行で米国けん制　国連演説＜－－リンク

トランプさんのアメリカがいったいどういう国であるのか、イランについての判断でもその事が分かる事になります。

PS
・米大統領を呼び捨て…金正恩委員長の声明全文　「米国の老いぼれ」「トランプに勧告する」＜－－リンク

さてさて、かなりヒートアップしてきましたねえ。

困ったものです。

・米、核放棄迫る決意示す＝北朝鮮制裁、幅広い対象－中国も協力か＜－－リンク

経済封鎖ですか。

日本もやられて戦争に突入しました。

これもまあ、外交的手段とはいいますが、かなり暴力的な手段であります。

PS
・米朝首脳の応酬は「園児のけんか」 ロシア外相＜－－リンク

ラブロフさん、相変わらず冷静でありますなあ。

あるいは「計算高い」のでしょうか。

しかしながら、それでも「単に熱くなって爆発する」よりはそれなりにマシでありましょう。

追記
しかしながらラブロフさん、つらつら考えまするに、「園児の喧嘩」以上の行動原理で国が動くのを見た事はありません。

特にお国の様な「大国」といわれる所はそのようであります。

・対北朝鮮　中国５大銀が取引停止　当局意向で実施＜－－リンク

なるほど、それで北朝鮮は中国を今まで以上に非難しているのであります。

・台湾、北朝鮮との貿易全面禁止　１６年の輸入額１３億円＜－－リンク

経済封鎖、着実に進行中であります。

しかしながら、「窮鼠猫をかむ」のだけは勘弁してほしい所です。

・対北朝鮮、石油精製品の輸出制限＝国連制裁履行アピール－中国＜－－リンク

中国はどうやら今度は本気の様です。

さてそうなるとラブロフさんはどう出ますかねえ。

PS
・ミサイル「米全土到達」警告＝トランプ氏に猛反発－北朝鮮外相＜－－リンク

売り言葉に買い言葉、そうしてどこかで実力行使、という最悪ストーリーはやめて下さいね。

・北朝鮮外相「米全土にロケット、不可避」　国連演説 ＜－－リンク

追記
・中国の対北輸出２５％増　１～８月に石油関連拡大、制裁骨抜き＜－－リンク

１０月以降の輸出入の動向がポイントになりそうです。

追記
・トランプ氏、イランのミサイル実験批判「北朝鮮と協力」＜－－リンク

アメリカと言う国はイスラエルに対する攻撃能力についても敏感に反応するのでありました。


PS
「北朝鮮の核とミサイル」にはこちらから入れます＜－－リンク

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