連盟ー三浦会談は決裂した模様。
連盟さん、腹をくくって、衝突コース突入です。
・<将棋>屋敷九段が不戦勝で3勝2敗に A級順位戦<--リンク
連盟さんは表面上は「3か月出場停止なのだから、これは当然のこと」という立場のようです。
さて、しかしながら三浦反論(3)が公表されてから12日目にしての不戦敗の発表でした。
当然ながら、反論(3)と三浦側の要求事項が書かれたお手紙は連盟に郵送されたでありましょうし、また何度かの折衝が行われたかと思われます。
しかしながら、その結果は合意には至らなかった模様です。
もし仮に合意に至っていれば「不戦敗の公表」はなく、それ以外の対応が取られていた事でしょう。
16日付けの毎日の朝刊に「これによりA級順位戦も不戦敗の見通しとなり、・・・」という記述があります。<--リンク
つまり15日(火)までには毎日に対して連盟から何らかの説明と不戦敗の連絡があったものと思われます。
そうしますと連盟はすでに16日(月)頃には「三浦9段の不戦敗」を公表する事を決めていた事になります。
毎日に対して朝日は以下のコメントを公表しています。(2ちゃんねる投稿よりの引用)
朝日新聞将棋取材班@asahi_shogi
A級順位戦、5回戦最後の羽生三冠―渡辺竜王戦が指されたこの日をもって、出場停止中の三浦弘行九段が屋敷伸之九段戦において不戦敗となることが決まりました。
将棋連盟によると、過去の不戦敗の事例と同様の対応だとのことです。
屋敷九段は3勝2敗、三浦九段は1勝4敗となりました。
上記のように連盟は朝日に対してはそれほど丁寧な説明をしたとは思えず、問い合わせに対して単なる「形式上の回答をしただけ」の様子です。
いずれにせよ、順位戦に三浦9段の不戦敗をつけたのでありますから、連盟側は従来の立場を何も変更しておらず、3か月出場停止をあくまで継続するぞ、という意思表示になるかと思われます。
これが今回の連盟側の三浦反論(3)に対する回答内容であるとすると、さて三浦側はいよいよ覚悟を決めて進むべき道を選択をせざるを得ない、ということになりそうです。
そうして、以下はまあ個人的な感想であります。
これで連盟と言う組織と三浦9段という一人の個人との戦いである事が明らかになってきました。
組織は組織の論理で、自己生存、自己保存のために動きます。
その結果一人の個人にしわ寄せがきました。
しかしながら、その個人にも生存権は当然あります。
したがって、可能な限りの抵抗はするべきもの、しなくてはならないものと考えます。
これは、「だれそれが憎い」とか「だれそれが悪い」とかいうレベルよりも上の問題、「組織と個人の戦いの問題」であります。
そうして、個人的な経験を言わせていただくなら、「正直な個人、実直な個人に対して、常にそして最初にその信頼関係を壊すのは、信頼を裏切るのは組織の側であった」という事であります。
従ってこの戦いに手加減はいりません。
基本的に弱いのは個人の方でありますから。
そうして、裏切りの罪は組織の方にあるのでありますから。
PS
・「スマホ不正疑惑」で騒動続く三浦九段、処分後初の不戦敗が確定 将棋連盟「第三者委の判断を待つしかない」<--リンク
連盟でこの電話取材に対応された方はそれなりの方なのでありましょうが、自分たちがどのような状況にいるのか、そうしてこのような取材に対してどのような対応をしなければいけないのか、まったくお分かりになっておられない様です。
そうして、以下は記事からの一部引用です。
※将棋連盟によると直接の処分理由は「疑いを持たれたままでは対局できない」と休場意向を示した三浦九段が期限内(約24時間)に休場届を出さなかったため。
伊藤雅浩弁護士はこの対応を「まるで疑いをかけられたことを以って処罰する嫌疑刑と同じ」と批判している。
PS
三浦側と連盟との協議が不調に終わったであろうことは今の状況から判断できます。
さてそれで、このような状況になっても三浦9段が何の法的な対抗手段も取らないとしたら、ネット世論は今度は三浦批判に傾くでありましょう。
ネット世論の現状は五分五分、あるいは多少三浦サイド有利かと思っていますが、この世論は本当に移り気、もろ刃の剣であります。
そうでありますので、「自分は潔白である」、「しかしながら法的手段までとって、事を荒立てたくはない」というのが本心であったとしても、残念ではありますがもはやそのような筋道はとれないでしょうし、取るべきではないでしょう。
法的な対抗措置を取る事。
どのレベルまでの補償を求めるのかは十分に考慮するべきでありましょうが、少なくとも何らかの対抗措置を取らないと、状況はより一層混乱していく事になるものと思われます。
(反論(3)で連盟に対する抗議行動が終了した、、、としますと、ネット世論の落胆は目に余るものとなりそうです。
そして、ここで終わりとするのであれば、中途半端な反論(3)は公表しなかった方が結果的には三浦9段にとってもよかったという事になりそうです。)
追伸
まことに僭越ながら、現状のプロ棋士の社会というものはあまりにも世の中から離れすぎている様に見受けられます。
そうして、今回の渡辺ー三浦騒動も「プロ棋士社会のありようは現状維持で良い。」という思いが根元にあるように思われます。
しかしながら時代は流れ、プロ棋士の社会も多分変わらなくてはいけないのでありましょう。
どのようなめぐり合わせでこうなったのかは分かりませんが、三浦9段と渡辺竜王にそのような役回りが回ってきた様であります。
時代の力によって役回りが回ってきた以上は、ここは逃げることなく「役回りを引き受けること」が期待されております。
そうして三浦9段におかれましては、プロ棋士社会が良い姿で発展していけるように、どうぞよい「次の一手」を指されますようにと思っております。
PS
竜王戦では挑戦者の資格をはく奪され、名人戦・順位戦では三浦9段は不戦敗をつけられました。
それに引き続いて朝日杯将棋オープン戦では、対局メンバーにすらあげられていません。
つまり、読売・竜王戦、毎日・順位戦、朝日・朝日杯と3つのスポンサーさんは連盟の処分を黙認、追認している訳であります。
一体どのような説明をスポンサーさん各社は受けて、そうして納得したのでありましょうか?
この三浦9段に対する処分は公表されている情報からすると、常識的にはとても納得できるような話ではないのでありますが、、、。
追伸
話は少し飛びますが、野鳥の死骸には触らないように、ご注意の程を。
・鳥インフル 環境省 野鳥の監視最高度に<--リンク
PS
「電王戦記」はこちらから入れます。<--リンク
特集記事一覧にはこちらから入れます。<--リンク
連盟さん、腹をくくって、衝突コース突入です。
・<将棋>屋敷九段が不戦勝で3勝2敗に A級順位戦<--リンク
連盟さんは表面上は「3か月出場停止なのだから、これは当然のこと」という立場のようです。
さて、しかしながら三浦反論(3)が公表されてから12日目にしての不戦敗の発表でした。
当然ながら、反論(3)と三浦側の要求事項が書かれたお手紙は連盟に郵送されたでありましょうし、また何度かの折衝が行われたかと思われます。
しかしながら、その結果は合意には至らなかった模様です。
もし仮に合意に至っていれば「不戦敗の公表」はなく、それ以外の対応が取られていた事でしょう。
16日付けの毎日の朝刊に「これによりA級順位戦も不戦敗の見通しとなり、・・・」という記述があります。<--リンク
つまり15日(火)までには毎日に対して連盟から何らかの説明と不戦敗の連絡があったものと思われます。
そうしますと連盟はすでに16日(月)頃には「三浦9段の不戦敗」を公表する事を決めていた事になります。
毎日に対して朝日は以下のコメントを公表しています。(2ちゃんねる投稿よりの引用)
朝日新聞将棋取材班@asahi_shogi
A級順位戦、5回戦最後の羽生三冠―渡辺竜王戦が指されたこの日をもって、出場停止中の三浦弘行九段が屋敷伸之九段戦において不戦敗となることが決まりました。
将棋連盟によると、過去の不戦敗の事例と同様の対応だとのことです。
屋敷九段は3勝2敗、三浦九段は1勝4敗となりました。
上記のように連盟は朝日に対してはそれほど丁寧な説明をしたとは思えず、問い合わせに対して単なる「形式上の回答をしただけ」の様子です。
いずれにせよ、順位戦に三浦9段の不戦敗をつけたのでありますから、連盟側は従来の立場を何も変更しておらず、3か月出場停止をあくまで継続するぞ、という意思表示になるかと思われます。
これが今回の連盟側の三浦反論(3)に対する回答内容であるとすると、さて三浦側はいよいよ覚悟を決めて進むべき道を選択をせざるを得ない、ということになりそうです。
そうして、以下はまあ個人的な感想であります。
これで連盟と言う組織と三浦9段という一人の個人との戦いである事が明らかになってきました。
組織は組織の論理で、自己生存、自己保存のために動きます。
その結果一人の個人にしわ寄せがきました。
しかしながら、その個人にも生存権は当然あります。
したがって、可能な限りの抵抗はするべきもの、しなくてはならないものと考えます。
これは、「だれそれが憎い」とか「だれそれが悪い」とかいうレベルよりも上の問題、「組織と個人の戦いの問題」であります。
そうして、個人的な経験を言わせていただくなら、「正直な個人、実直な個人に対して、常にそして最初にその信頼関係を壊すのは、信頼を裏切るのは組織の側であった」という事であります。
従ってこの戦いに手加減はいりません。
基本的に弱いのは個人の方でありますから。
そうして、裏切りの罪は組織の方にあるのでありますから。
PS
・「スマホ不正疑惑」で騒動続く三浦九段、処分後初の不戦敗が確定 将棋連盟「第三者委の判断を待つしかない」<--リンク
連盟でこの電話取材に対応された方はそれなりの方なのでありましょうが、自分たちがどのような状況にいるのか、そうしてこのような取材に対してどのような対応をしなければいけないのか、まったくお分かりになっておられない様です。
そうして、以下は記事からの一部引用です。
※将棋連盟によると直接の処分理由は「疑いを持たれたままでは対局できない」と休場意向を示した三浦九段が期限内(約24時間)に休場届を出さなかったため。
伊藤雅浩弁護士はこの対応を「まるで疑いをかけられたことを以って処罰する嫌疑刑と同じ」と批判している。
PS
三浦側と連盟との協議が不調に終わったであろうことは今の状況から判断できます。
さてそれで、このような状況になっても三浦9段が何の法的な対抗手段も取らないとしたら、ネット世論は今度は三浦批判に傾くでありましょう。
ネット世論の現状は五分五分、あるいは多少三浦サイド有利かと思っていますが、この世論は本当に移り気、もろ刃の剣であります。
そうでありますので、「自分は潔白である」、「しかしながら法的手段までとって、事を荒立てたくはない」というのが本心であったとしても、残念ではありますがもはやそのような筋道はとれないでしょうし、取るべきではないでしょう。
法的な対抗措置を取る事。
どのレベルまでの補償を求めるのかは十分に考慮するべきでありましょうが、少なくとも何らかの対抗措置を取らないと、状況はより一層混乱していく事になるものと思われます。
(反論(3)で連盟に対する抗議行動が終了した、、、としますと、ネット世論の落胆は目に余るものとなりそうです。
そして、ここで終わりとするのであれば、中途半端な反論(3)は公表しなかった方が結果的には三浦9段にとってもよかったという事になりそうです。)
追伸
まことに僭越ながら、現状のプロ棋士の社会というものはあまりにも世の中から離れすぎている様に見受けられます。
そうして、今回の渡辺ー三浦騒動も「プロ棋士社会のありようは現状維持で良い。」という思いが根元にあるように思われます。
しかしながら時代は流れ、プロ棋士の社会も多分変わらなくてはいけないのでありましょう。
どのようなめぐり合わせでこうなったのかは分かりませんが、三浦9段と渡辺竜王にそのような役回りが回ってきた様であります。
時代の力によって役回りが回ってきた以上は、ここは逃げることなく「役回りを引き受けること」が期待されております。
そうして三浦9段におかれましては、プロ棋士社会が良い姿で発展していけるように、どうぞよい「次の一手」を指されますようにと思っております。
PS
竜王戦では挑戦者の資格をはく奪され、名人戦・順位戦では三浦9段は不戦敗をつけられました。
それに引き続いて朝日杯将棋オープン戦では、対局メンバーにすらあげられていません。
つまり、読売・竜王戦、毎日・順位戦、朝日・朝日杯と3つのスポンサーさんは連盟の処分を黙認、追認している訳であります。
一体どのような説明をスポンサーさん各社は受けて、そうして納得したのでありましょうか?
この三浦9段に対する処分は公表されている情報からすると、常識的にはとても納得できるような話ではないのでありますが、、、。
追伸
話は少し飛びますが、野鳥の死骸には触らないように、ご注意の程を。
・鳥インフル 環境省 野鳥の監視最高度に<--リンク
PS
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