窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

1000年に一度の大津波

2012-09-02 10:03:53 | Weblog
でもちゃんと古書には記録されていました。

「昔は科学が発達していないからそんな記録は信用できない。」

そんな風に少し前までは思っていましたが、これは思い違いでした。


事実の記載に科学は必要ありません。

白いものをみたら「白だった。」と書く。

黒ければ「黒」と。

たったそれだけですもの。

科学の入り込む余地などはありません。


古書の記録を「真実」ととるか、「古いものは信用できない」ととるかで
津波対策はまったく違ったものになります。

「科学的」などということばはせいぜいがここ200年ぐらいの伝統。

それに毒されて古人が残してくれた記録を信用しないというのは
全く愚かなことでした。


おかげて原子炉6個がオシャカです。

福島県はこれから何年も苦しい道を歩かなくてはいけません。

「古人に学ぶ」、たったこれだけのことができなかった代償は大きいですね。

コメント
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