窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・ウイルス サーベイランス・

2012-04-20 01:14:47 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週( 9月 5日~11日)   ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・         
        ・・・・・       
 ・第5週 ( 1月30日~ 5日)    ・・・・ピーク到達 定点42.62人・・・・ 
        ・・・・・       
 ・第14週( 4月 2日~ 8日)    ・・・・定点 6.04人・・・・                           
 ・第15週( 4月 9日~15日)    
 ・第16週( 4月16日~22日)    ・・・・今週・・・・ 

・ウイルス サーベイランス状況(第15週)

 ・2011年シーズンの累積分離件数推移です。
               10週   11週   12週  13週  14週  15
   A(H1)pdm     7     9      9     9    10    10 
   A(H3)      3461  3768   4068  4180  4349  4497  
   B           649   770    869   989  1105  1250  

・定点状況推移(人)
                9週   10週   11週  12週  13週  14週
  2011年定点データ 23.70 21.06 16.65 14.21 10.15  6.04

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
 ・第34週( 8月22日~28日)     0.01人       43人   (0.04万人)
  (ボトム到達)
        ・・・・・       
 ・第 5週( 1月30日~ 5日)    42.62人   209974人    211万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第12週( 3月19日~25日)    14.21人    69978人    (66万人)
 ・第13週( 3月26日~ 1日)    10.15人    49997人    (47万人)
 ・第14週( 4月 2日~ 8日)     6.04人    29736人     32万人

 ・第13週終了時点での累積患者数(全国推計値)            1567万人

コメント

第14週の患者数は前の週から0.59倍で減少継続です。

第15週時点での累積患者数は全国で1590万人規模と推定されます。

・定点順位     第12週         第13週         第14週  

  1位   福島 34.25人    福井 25.09人    福井 20.88人

  2位   山形 30.71人    福島 23.84人    福島 13.60人 

  3位   福井 25.47人    山形 19.04人    鳥取 12.17人

  4位   岩手 24.14人    佐賀 17.26人    山形 10.42人

  5位   新潟 24.00人    新潟 17.09人    新潟  9.87人
  ・・・      ・・・            ・・・            ・・・
 47位   山口  2.83人    山口  2.54人    山口  1.96人  

20 人超え    10県           2県            1県

福井が2週連続の1位です。

2位は福島が2週連続です。

3位は鳥取が12位から躍進しました。

20.0人超え県名の状況推移(累積)

第51週  宮城
第52週  ーーー
第 1週  ーーー
第 2週  岐阜、愛知、三重、
第 3週  福井、高知、和歌山、香川、愛媛、静岡、岡山、山口、大阪、滋賀、岩手
      広島、京都、兵庫、宮崎、石川、山形、奈良、福島、徳島、熊本、沖縄、長野
第 4週  千葉、埼玉、神奈川、山梨、東京、福岡、鹿児島、大分、青森、富山、
       栃木、鳥取、茨城、秋田、北海道、長崎
第 5週  佐賀、新潟、島根
第 6週  群馬、・・・これで全県終了


20.0人切り県名の状況推移(累積)

第 7週  三重、和歌山、岐阜、鳥取、
第 8週  高知、愛知、広島、奈良、島根、
第 9週  滋賀、山梨、徳島、福井、山口、愛媛、岡山、京都、大阪、静岡、長野、
第10-11週  宮崎、富山、鹿児島、熊本、石川、香川、沖縄、大分、青森、東京
          福岡、長崎、茨城、神奈川、千葉、群馬、兵庫
第12週  埼玉、・・・・福井が再上昇で20人をこえました。
第13週  秋田、北海道、栃木、岩手、新潟、佐賀、山形
第14週  福島、・・・残りは福井のみになりました。

福井は2つのピークがあり2度目のピークで1位になっています。

宮城も2つのピークを持ちましたが、どういう条件だと2つのピーク持ちになるか、
検討が必要ですね。

PS

・・福島原発事故関係・・

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)

2011年
3月15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西24Km地点
              ・・・300μ・Sv/H(車内)   
   ・・・
4月(2012年)
 5日予測値・・25.5μ・Sv/H  実測28.0μ・Sv/H  予測誤差 -8.9%     
   ・・・
12日予測値・・24.8μ・Sv/H  実測27.0μ・Sv/H  予測誤差 -8.1%     
   ・・・
18日予測値・・27.0μ・Sv/H
19日予測値・・27.5μ・Sv/H
20日予測値・・26.9μ・Sv/H

 ・・・2011年3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・365170μ・Sv (365.2m・Sv

到達実績
275.7m・Sv・・11月30日   予報274.4m・Sv 予報誤差ー0.5%
297.7m・Sv・・12月31日   予報298.6m・Sv 予報誤差+0.3%
342.8m・Sv・・爆発から1年後 予報347.7m・Sv 予報誤差+1.4%

到達予報
474.7m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分177.0m・Sv  


・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

2011年
3月15日PM・・・(147μ・Sv/H)   
   ・・・
4月(2012年)
 4日予測値・・14.1μ・Sv/H  実測17.8μ・Sv/H  予測誤差 -20.8%     
   ・・・
10日予測値・・10.0μ・Sv/H  実測17.8μ・Sv/H  予測誤差 -43.8%     
   ・・・
18日予測値・・17.6μ・Sv/H
19日予測値・・17.7μ・Sv/H
20日予測値・・17.5μ・Sv/H

 ・・・2011年3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・203253μ・Sv (203.3m・Sv

到達実績
154.0m・Sv・・11月30日   予報153.2m・Sv 予報誤差-0.5%
167.0m・Sv・・12月31日   予報168.2m・Sv 予報誤差+0.7%
190.3m・Sv・・爆発から1年後 予報201.4m・Sv 予報誤差+5.8%

到達予報
308.3m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分141.3m・Sv  


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)

2011年
3月15日・・・24μ・Sv/H  
   ・・・
4月(2012年)
18日予測値・・0.78μ・Sv/H
19日予測値・・0.81μ・Sv/H
20日予測値・・0.78μ・Sv/H

・・・2011年3月15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・14623μ・Sv (14.62m・Sv

到達実績
11.76m・Sv・・11月30日   予報11.78m・Sv 予報誤差+0.2%
12.61m・Sv・・12月31日   予報12.55m・Sv 予報誤差ー0.5%
13.91m・Sv・・爆発から1年後 予報14.20m・Sv 予報誤差+2.1%

到達予報
18.27m・Sv・・来年の1月1日 今後1年間での被ばく量増加分5.66m・Sv  


1年後の長期予報は放射性物質の半減期による減衰効果を考慮しています。

但し、窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

PPS

お役人根性というか、昨日と同じ仕事を今日もやり、明日も同じ仕事をやる。

それで給料がもらえるならば何も苦労して新しいことをやることはないというもの。


原発事故での初期被ばく量の調査のいい加減さは本当にあきれたもの。

核種もわからないスクリーニングを一回やっただけ。

「追加の詳しい調査をやった方がいいですよ」という専門家の意見はお得意の無視。


これなぞはお役人根性がもろ見えですね。

面倒くさい事はやらなくたって給料は下がらないし、ヘタに問題点など指摘したら
それこそ減給になったりする。

これでは何もないときはやり過ごせるけれど、ひとたび今回のような緊急で重要な
事態の時に対応など出来るはずがないです。


緊急時ばかりではありません。

新しいこと、面倒くさいこと、問題点を指摘したこと、そういう事を積極的に評価する
システムがない、いえ全く逆にマイナス評価をする、それでは次はありませんね。

つまり国が煮詰まる、停滞するのも当然という訳です。

言葉だけを並べた「成長戦略」やら「新成長戦略」やらはそんな状況を明確に
表しているだけで、現状を打破する力なぞはどこにも見当たりません。


現状を維持する事は大切ですが、次を見つけていくことも同じくらい大切です。

この国はいったいどこでそのバランスを見失ったのでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする