振り返れば

忘れてはならぬものは恩義

捨ててはならぬものは義理

人に与えるものは人情

金で買えぬものは信用

恩義は

自分との約束

恩は一生

仇は一瞬

穏やかで豊かな人生を

義理事を欠いたら

自分を欠く

よっぽど無頓着か

義理を欠くほど困窮しているか

何かに依存しているか

もしかしたら一番どうでもよく見えて

一番の誠実さかもしれない

人情忘れてまで

生き抜こうとは思わない

後悔するのわかりきってるし

だったら　ね？

思いやりが欠けてないかを

自問自答

信用は姿勢　

作るものではない

今の自分の信用に足る人が

そばにいてくれてる

若い時は信用なんて必要なかったんですよ

勝ち続けることができる強さこそあればいいと思って

勝ち続けられちゃったら

これまた不孝で

振り返れば誰もいないんですよ

そりゃそうでしょう

そんな強さは人から見たら信用でもなんでもない

ただの恐怖、ただの張りぼて

そんな事にも気付かないんですよ

痛みや傷みを知らぬ内は