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2013-10-11 05:03:56 | 日記
在るべきものの
在るべき姿を理想とし

あるべきものの
一つを積み重ねる

妥協を許さず
惰性を排除する


その姿勢こそが作り上げるブランド




今から150年以上前に


吉田松陰という男がいた




日本は鎖国を貫き


孤立していた



日本は世界を知らなかった


松陰は


日本じゃ世界に勝てないと悟った


圧倒的な武力の差である



驚くべきは吉田松陰25歳


敵の黒船に単身乗り込み
「学ばせてくれ!」
これが
明治維新の第一歩となる



その後
伝説と呼ばれる松下村塾を立ち上げた


塾生に

高杉晋作、伊藤博文、品川弥二郎、山縣有明、山田顕義…

総理大臣二名、国務大臣七名、大学創設者二名を輩出した

世界でも類を見ない塾


松陰の言葉


「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる」


そういって全ての門下生を
弟子ではなく友人として迎えた


教育は
知識だけを伝えても意味はない



最終的に安政の大獄で
30歳の若さで生涯を閉じたわけだが


その教えをいくつか



「なにを選ぶか、どう選ぶか」
自分にとっての利益を増やそう、残そうとすればするほど判断基準がブレ、迷いが生まれる

自分の利益を一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうと
物事は気持ち良く進んでいく



若い時はこんなんばっかで、欲やスケベ根性丸出しで結果的に失敗をしていたんだと思う

失敗も経験なんだけど、このことに気付かなければ一生何をやっても失敗し続けてしまう



「運が向かない人の考え方」

一言で言えば因果応報
壊そうとするから壊される
負かそうとするから打ち負かされる

見下すから見下される

全てを失いそうになってなお
原因は自分だと気づかない



「いつでも死ねる生き方」
あなたはあなた

私は私

他人にはなんとでも言わせておきましょう


権力に屈したり、お金に心を動かされたりせず

ただ、あなたたちと一緒に一つのことをきわめながら、その素晴らしい技術と真心をもって、士として恥ずかしくないよう、生き抜きたいと思います

それさえ実現できるなら

いつ命を落とすことになっても、いっこうにかまいません


そんなのは現実的には無理だとあなたが言うのなら

無理ではなくて、まだ実現してないだけだと私は答えましょう



集団社会で生きていくことは楽じゃない


周りに能力を認められるまで、居場所を手に入れるのに必死


ひとたび自分の居場所を手に入れれば、今度はさらに居心地を良くするために、ひとつ上の暮らし、地位、家族、実績…などを手に入れようと必死になる


そうするうちに、いつしか人は「居場所を守るため」に生きるようになる


そのためだったら、たいていのことはできるようになり、生き方や信念ですら曲げられるようになる


安心感を求めるのは生存本能だ


しかし、松陰はそういう生き方を嫌った

「安定した生活」の先には、目に見えぬものに怯える、つまらない日々しか待っていないと知っていたからだ

松陰は武士の生き方を理想としていた


めちゃくちゃ良い本なので次回に続く
コメント
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