東南アジアではメロディアスな曲が圧倒的に受ける。
80年代ならオーストラリア出身のAir Supply、90年代ならデンマークから飛び出したMichael Learns To Rockですかね。
(シンガポールで買った1993年発売のセカンドアルバム、Colours)
日本でのライブの会場は数千人規模のホールが精一杯。しかし東南アジアでなら数万人が集まる屋外での公演と言うから凄いの一言。
オォっと、このお方達も忘れてはならない。
ドイツのハードロック・バンド、Scorpionsである。
70年代初めごろから活動を始め人気が出だしたのが80年代で、世界的にソコソコのヒット曲を連発。
彼らはハードなナンバーだけではなくハイトーン・ボーカルによるメロディアスな泣きのバラードも得意としている。
シンガポールに住んでいたとき買った彼らのベスト盤とでも言えるCDを持っているが、The Millennium Collectionと銘打たれたEMI独自企画の東南アジア向けCDでマレーシアでプレスされたものである。
(1999年発売のThe Millennium Collection)
売りは17曲のベスト・ヒット・シングルを収録となっているが、調べたところではそのうちの2曲はシングル・カットされていないみたいだが、まあ看板には偽りのない程度の宣伝文句なので不満はない。
彼らのシングル・カットは比較的メロディアスなバラードが採用されることが多いので、そう言った意味では東南アジア向けのベスト盤と言って差し支えない。
収録曲全17曲、トータル80分弱を一気に聴くのは歳の関係でチート辛いものがあるが、内容は概ね良好。
1991年の彼らの大ヒット曲、Wind Of Changeを聴けば東欧の脱共産化から東西ドイツの統一経てソ連邦の崩壊へと風向きが変わって行った激動のあの頃を思い出す。
あれから30年経つけど世界は大きく変わったのか?
超大国は相変わらずマウント取るためお互い睨み合い、隙あらば!てな状況が続いてるような…
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