久々にディープ・パープルのMachine Headをレコードで聴いてみることに。
(レコード番号P-10130Wは1976年の再発盤、お値段2500円)
1972年に出たこのアルバム、当時としては最先端を行くハード・ロックのサウンドで結構のめり込んだ。
個人的には、Highway Starが収録されていたサイドー1よりも、サイドー2に収録されたSmoke On The Waterから始まり、LazyそしてSpace Trackin’に至るこの流れがなんとも言えない程心地よい。
またこのアルバムでは、アゲアゲの提灯記事が多く普段はあまり読まないライナーにも目がいく。
何しろこのアルバムのライナー・ノートを執筆しているのは70年代FM大阪でビート・オン・プラザなるロック専門の番組のDJだった田中正美氏。当時夕方多分6時だったと記憶しているが、番組のテーマ曲だったポールのMomma Miss Americaがかかると番組がスタート。
この番組の凄かったのは、新譜で出たばかりのロック系洋楽のLPを全曲オン・エアーする掟破りの番組。
FM放送なので音質もそこそこ良く、今では死語となったエア・チェックで目ぼしいアルバムをカセットに録音しよくお世話になりました。
参考書は「FMレコパル」でした
FM情報誌も何種類か出ていましたが、予算の関係で専ら新聞のラジオ放送欄が頼りでした。