ボブ・ディランの1965年の5枚目のアルバム、Bringing It All Back Homeを久々に通して聴いてみた。
束になってかかって来なさい〜!って、何となく挑戦的な構図のカバー・アート。猫もその役目を果たしと脇をしっかりと固めている。
当時ブリティシュ・インヴェイジョンと呼ばれたビートルズやアニマルズなど英国のビート・サウンドのアメリカ上陸の影響もあって、ディランもアコギの弾き語りからバック・バンドを従えたフォーク・ロック・サウンドに舵を切ることに。
このアルバムはちょうどその過渡期のアルバムで、従来のフォークとエレクトリック・サウンドを組み入れたバンド・サウンドの曲が半々で収録される構成となった。
この後、彼はアメリカや世界各地をコンサートで回ることになるが、ザ・バンドの前身バンドだったホークスを従えたエレクトリック・セットでの演奏が旧来のフォーク・ファンから叩かれたそうな...
時代は変わる (The Time They Are A-Changin’)って確か1年前に言ったよね。
ねえ君、全ては今終わったのさ (It’s All Over Now, Baby Blue)とこのアルバムの締めをアコギで歌う。
そう、やりたい様にやるさ。
宣戦布告って感じですかね。
さすが。
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