1976年、RCAからアリスタ・レーベルに移籍したキンクスはその後コンスタントに3枚のスタジオ・アルバムを制作。
RCA時代の理解に苦しむ不人気だった彼ら独自のロック・オペラなるコンセプトから脱却し、芸風をもっとシンプルでハードに転換しアメリカ・マーケットで人気復活。
そしてその集大成として1980年に2枚組のライブ・アルバム、One for The Road。パイ、RCAそしてアリスタ時代の代表曲を網羅。
このライブではレイ・デイヴィスの片腕でもある弟、デイブのドライブの効いたギター・プレイが光り、初期時代のパンク・ロックの原点とでも言えるキンキー・サウンドが蘇った。
これぞキンクス!
Go! Go!
アメリカではチャート14位を記録してヒットしたしオイラとしてもいいアルバムって思うのだけれど、何故か日本じゃ爆発的な人気はなかったね。