ポールを除く3人のメンバーがアメリカのアラン・クレイン(初期のストーンズのマネジメント契約をしていたABKCO)とバンドのマネージメント契約を結び、アメリカ制作のコンピ盤を発売することに。
初期のアメリカ編集盤と同様の手法でそれまでキャピトル盤に収録されていないシングルをかき集め初ステレオ化した作品がHey Judeだった。
前作のアビー・ロードの人気が一息つき、フィル・スペクターがゲットバック・セッションの断片を繕い次作、レット・イット・ビーの編集の格闘中の合間を縫って1970年2月に絶妙のタイミングで発売。
当初はアルバム・タイトルをThe Beatles Againとしていたものの後日既にシングル・ヒットしてインパクトのあったHey Judeと改題した。
ちなみにジョージ作のOld Brown Shoeはアルバムに収録されたものの、シングルLady MadonnaのB面だったインド風The Inner Lightは地味すぎたと判断されたのかオミットされてオイラのようなジョージ・ファンはがっかり。
それはともかくアルバムは全米2位とよく売れ、イギリスでは輸入盤としてはそれまでの最高の売り上げを記録しそうな。寄せ集めのコンピ盤ながら流石ビートルズ。
でっ、これ聴いて少しは暑さ和らいだ?
むむ〜 やっぱり本当のRainじゃないとオイラのOld Brown Shoeのように干からびちゃうね....