1987年のフォリナーのセカンド・アルバム、Double Visionは売れに売れた。
後期スープキー・トゥースに在籍した英国人ミック・ジョーンズとアメリカン・ハード・ロック・バンド、ブラック・シープのボーカリストだったアメリカ人ルー・グラムが出会い結成された。
この融合が化学変化を起こし、ゴリゴリのハード・ロックではなくハードの中にポップあり!って感じでハードネスがいい塩梅に薄められ、これがアメリカでバカ受けした。
因みに当時フォリナーに関して一番驚いたのは、完全に場違いに思えたクリムゾン出身のイアン・マクドナルドが創設メンバーに名を連ねていたことですかね。
アメリカ盤LPはプレス時期によって、ジャケのデザインや色合いが異なる。紫の写真のジャケはサード・プレスの盤らしい。