CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

遅ればせながら山羊の頭のスープでも

2021年07月11日 | ROLLING STONES関連

昨年9月にストーンズのアルバム、山羊の頭のスープがリミックスされて再発。

リミックスということで1973年に買ったオリジナルのレコードと比較して見ようと思ったものの、面倒臭くなりしばらくほったらかしにしておいた。

ところでこのリミックスは、ジョージ・マーチンの息子、ジャイルズが引き受けたそうな…

ひと昔前ならそれぞれのファンの間ではビートルズ対ストーンズってことで何かにつけてライバル意識を持って語られた両者であった。

それがビートルズの関係者がストーンズのアルバムを大胆にリミックスするなんて、ほんと時代は変わって行くものだと改めて実感する。(まあ、当の本人たちはこの手のセールス上の煽りなんて全く気に留めていなかったとは思うが…)

サージャント・ペパーズ、ホワイト・アルバムやアビー・ロードなどのアルバムをリミックスした時と同じ様な手法で、今回も各トラックのバランスを調整しそれぞれの音をクッキリさせている。

しかしながら、個人的にはこの山羊の頭のスープって元々のこもった音の印象が売りで、それによって出だしのダンシング・ウイズ・ミスターDなんかはその不気味さをより引き出していたような…

したがってこのアルバムにスッキリ・クッキリのリミックスを施すとなると、なんだか個人的には違う!って思っていると、新たな発見が!

この再発LPに何故か付録の山羊の頭のスープの写真がついていない!

(1973年のアルバムには山羊の頭がもれなく付いてきた)

(ストーンズ・レーベルは当時今は亡きワーナー・パイオニアから発売されていたっけ。あ〜懐かしい)

なるほど、つまり今回のリミックス・アルバムって山羊の頭抜きのあっさり系スープ、No Goats Head Soupってことでオケ?