この曲を初めて聴いたときはぶっ飛んだ。
オランダのプログレ・バンド、Focusの1971年のセカンド・アルバム、Moving Waveに収録されていたHocus Pocus、邦題は悪魔の呪文で邦題としては久々にイメージがピッタリ。
さらにその高速バージョンが有るとのことで手にしたのが、1973年の彼らのライブ盤、At The Rainbow。
(本日はアメリカ盤でも。当時サイヤー・レーベルから発売された)
これを聴いてスタジオ盤の倍以上ぶっ飛んだ記憶が….
タイス・ファン・レールの人間離れしたヨーデルには、こちらもア〜ア〜ア〜ア〜ギャ〜とつられて狂気のハモリについ参加してしまう。
ヤン・アッカーマンの早弾きのギターが冴える高速Sylviaもいい〜
あれから47年経つ。
若き日のように大音量で聴けば吹っ飛びそうになるが、流石にそれは自重しなければならない。
高齢化した体は高速化されたHocus Pocusにはもう付いてはいけないのだ。
(オランダ盤のジャケ、二つ折りのゲートホールド・タイプ)
(お馴染み、英盤と日本盤は三つ折りの変形ジャケ)