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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

トウシロによるプログレ鑑賞

2016年12月18日 | PROG ROCK
北海道は既に零下の気温、その他の地域でも最高気温が10度前後と真冬の気候と相成り、いよいよプログレの季節となる。

キーンと冷え込んだ夜、一人シーンとした自室でお気に入りのAKGのヘッド・フォンを装着し、さらにグラスに並々と注がれたキンと冷えたプレミアム・ビールを一口啜り、複雑な展開の曲を全神経を集中させ一音も漏らすまいと聴くことで、その真髄を楽しむ。

なーんて、ここ赤道直下にある国で暮らしていれば無理な想定となる。

年中常夏の国でプログレを聴くなんて、氷入りのぬる~いビールを飲んでいるようなものである。

ここ東南アジアでも、レストランに入れば冷えたビールにありつけるのであるが、屋台なんかでチョイとビールを頼むと、冷えていない瓶ビールと一緒に氷が沢山入ったグラスが洩れなく登場する場合が多い。

屋台の経営者も我々と同様、ビールは冷やして飲むものだという基本は抑えているものの、やはりぬる~いビールに氷の投入はまずい!

ホップによる切れの良い苦味、発泡による爽やかな刺激ののど越し、適度なアルコール度数によるゆっくりやってくるほろ酔い感などが、氷の投入によって台無しとなる。特にグラスに残った最後のビールなんて、氷が解けてほとんど水を飲んでいるような感じとなる。

それ以前に問題となるのが、どんな水を使って製氷したのかが重要となる。

常時飲んでいる水道水から作られた氷であれば、地元の住人にとっては水質は特に問題は無いのかも知れないが、世界最高の浄水技術によって精製された日本の上水道の水に体が慣らされている日本人では、ちょっと水質が変わるだけで翌日お腹がピーピーとなる。

まあ、これは日本人だけでなく、シンガポールに住んでいるインド人が、故郷に暫し里帰りしてA型肝炎になってシンガポールに戻ってきたなんて話しも有るぐらいだから、誰にでも起こりえる事では有る。

じゃあ、どうすりゃいいの?

メントール増量のハッカ・キャンディーをおもむろに口に含み、氷を入れないぬる~いビールをそのまま流し込む。

口の中が清涼感に溢れ、ビールがぬる~い事をついうっかり忘れるのである。

もし、ハッカ・キャンディーが無い場合は、ハッカを発火と考え、代用として赤唐辛子と一緒にビールを飲む。赤唐辛子であれば、東南アジアであれば何処にでも有る。

同様に、地勢的に緯度の低い地域に住むことになった人はどんなプログレ聴けばって話になると、メントール増量のハッカ・キャンディーの代わりに、ポップと言う要素が含まれた楽曲で弾けていただくと言う事である。

助手:そうなるとピンク・フロイドのダークサイド・オブ・ザ・ムーンに収録されている、TIMEかMONEYあたりはAMラジオに流れていても、特に違和感も無いポップなプログレですね。それにイエスのOWNER OF LONLY HEARTもいけますね~


博士:ピー・ガブやスティーブ・ハケットが抜けた後の、ポップ・プログレ路線をひた走ったジェネシスのABACABもいけるのう~


おかずなしで、白飯2杯は生ける!

博士:本来この人をプログレに分類出来るのかどうかと言う議論は有るものの、ブライアン・イーノと組んだプログレの香がするベルリン三部作とスケアリー・モンスターの後を受けたデビット・ボウイーのLET’S DANCEあたりなら、何とかなるのじゃないかの~


通りすがりの人:なんとなくあなたの意図がこの訳のわからない文章から透けて見えるね~

プログレどうのこうのって言うより、単にビールが飲みたいからじゃないの?

エヤコン入れて、セブン・イレブンで冷たい缶ビール買ってくれば良い話じゃない?