CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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PS4の謎

2016年08月09日 | 特になし
8日の夕方にこちらに戻ってきた。

日本滞在中の猛暑は感じられないが、やっぱり熱帯は熱帯で、若干空はうす曇の天気で快晴とは言えないが、本日も恒例の30度以上の気温でスタートとなり、非常に蒸し暑く感じる。

今日8月9日は建国記念日(NATIONAL DAY)のため朝からゆっくりしている。

日本にある自宅はとある私鉄沿線の駅の近くで、隣の駅から空港に向うリムジン・バスが出ている。電車に3分とリムジンバスに1時間少々揺られれば飛行場に到着。

そこから、大体7時間もかからずに、シンガポールに到着してしまう。今の今まで日本にいたのに、その感触がさめないうちに夕方になる前に既にここにいると言うことでいつもながら不思議な感じになる。

ところで、今住んでるアパートには、テレビしかない。インターネットをするため事務所で使っていたウィンドウ7搭載の旧式PCを使っているが、それではブルーレイを観賞することは出来ない。

一年ほど前に、ゲームをするためにPS4を買ったのだが、こちらに短期ではあるが移住したため、まったく使わなくなった。

せっかく買ったのだから、使えるようだったらこちらに持ってくればという考えで、スーツ・ケースの中に梱包したPS4を詰め込んだ。

一応ソニーのサイトで、使用可能かどうか調べてみた。

基本的には、国によって電源の仕様が異なるのと、ソフトやインターネットに関して当事国で規制のある場合があるので、現地で購入したPS4を使ってくれと言うことだった。

なるほど、ソフトやインターネットに関して当事国で規制について完全に認識はしていないが、現在ブロード・バンドでネットを使っているので、その地におけるガイド・ラインに従えば取り立てて問題は無いと思う。

そう、問題は電圧である。日本は100Vで、此処は220Vである。すなわち日本製のPS4を使うには、220Vを100Vに変換するトランスフォーマーをここで購入すればいいわけだ。

再確認のため、WIKIでPS4を調べてみると、電源の仕様は100Vから240Vとなっている。

あれおかしいなと思い、色々とネットで調べていると、あるイギリス人が秋葉原で日本仕様のPS4を購入し220Vを使うイギリスに持ち帰った。

その彼も、ネットで検索しトランスフォーマーを使わなくとも220Vで使用可能という記事に行き着いた。

そこで、どのようにしてPS4の中身を見たのかは書かれていなかったが、PS4本体内に交流の100V-240V可変電圧を直流の電圧に変換可能なトランスフォーマーが装着されていたとの事が判明。

他のサイトにも同様な記事を発見。

PS4はソニーの看板製品で、マイクロ・ソフトのXボックスやスマホの無料ゲームなどとの熾烈な競争に勝たなければならない。

そのため、本体は出来るだけ安く生産し、他のエンターテイメント・システムより値打ち感を出さねばならない。

現在日本と比べて未だかなり人件費の安い中国で量産されているのはそのためである。そのような場合、果たして電圧が100V(日本)、115V(アメリカ)そして220V(ヨーロッパ)など異なったと仕向け地によって、トランスフォーマーの仕様を一々変更して余計な費用をかけて生産するであろうか?

当然世界共通仕様のPS4を生産したがはるかに安く生産出来る。

自身の持っているPS4の裏面を見ると、100V 2.5Aと記載されているが、この記載は薄っぺらく細長いステッカーに記載され所定の位置に貼り付けるように成っている。

すなわち、この100Vと記載されたスティッカーが貼られる事によって仕向け地は日本と決まり、日本で一般的に使用されているプラグつきのケーブルがセットされると推測する。

本当に、仕向け地によってトランスフォーマーの仕様を変更するのであれば、簡単にはがれるスティッカーでは不十分で、何らかの起こりえるクレームを避けるために、外枠を成型する段階でそれらの記載をプラスチックの表面に刻み込むか、もしくは剥がれにくい大型のスティッカーを張るのが普通である。

消費電力の大きい電子レンジや洗濯機であれば、安全基準も変わり、電線のインシュレーションの厚みも変わってくるので、共通部品は使えない。

今回のPS4は100V、2.5A仕様と言うことは、最大消費電力は250Wとたいしたことはないので、共通部品が使用され、付属のケーブルもソケットの形状が現地の方式に変わる程度だと思う。

此処まで考えれば、100Vと記載されているが実際は100V-240Vの装置がついているのはまず間違いないだろう。

ダメ押しで肯定的な意見を乗せている更なる英文サイトを検索。確信はさらに高まる。

後は男は度胸で、配線してスィッチオン。

問題なく動く。

とは言えこの行為は自己責任。壊れても保障期間中の保障の対象にはならない。保障期間は既に切れてるけど。

じゃなんでメーカーは、100V-240Vで使用できるのに100Vとするのかってなると、此処が謎!

推測だけど、100Vと記載してる事で、100Vでの限定使用と言う事で保障や修理の対応がしやすいってことなのかな?

これはあくまで、個人的な判断の下でのリスクある実験ですので、まねされる方はこれまた自己責任で。

また、電圧が一定しない電力事情の悪い地域や国では、仕様どおりの使い方をしても壊れる時って有るからね。

この場合は電圧を一定にコントロールするスタビライザーなる装置がコンセントと本体の間に必要かと。

それでは、地球防衛軍レンジャー出撃!