落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

東田公園寄席と川崎純情小町☆

2012-02-17 23:37:18 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします NPO法人リールの菊池明美です。

3月11日「日」午後2時開演の「東田公園寄席」に川崎純情小町が友情出演いたします。

当日は「川崎から元気を発信!」・「東北を応援しよう!」をテーマに 第1部は午前10時30分からビーズ体験教室(無料につきお申込みください)第2部は午後2時~4時で落語と川崎純情小町の歌を披露いたします。

地元の商店街の有志の方による「太鼓」の演奏もあります。

一日東田公園内にあります コミニテイスペース「さくら」でお楽しみください

お問い合わせ:090-2445-4335菊池

それでは2月18日の「落語と明日の歳時記126」です。

「禁煙の日」。。。江戸時代に南蛮貿易で入ってきた煙草ですが 当時は遊女と男性しか吸いません。

現代では女性の社会参加に伴い女性の喫煙家が増えています。江戸時代には飲食店で煙草を吸うと追い出された。

煙草を吸う道具は煙管・吸い口・羅宇(らう)・雁首に分かれます。

また羅宇をすげ替える羅宇屋が町内を回った。

落語のネタ。。。「紫檀楼古喜」

「米の日」。。。米は蔵前の札差しが扱います。堂島の直(じき旦那)が相場で儲けていた。

落語のネタ。。。。「冬の遊び」「米上げいかき(ざるや)」「ざこ八」

 


なかまち落語会(59)

2012-02-16 23:37:12 | 落語会

落語会開催のお手伝いをいたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

2月25日「土」午後2時開演の「なかまち落語会」には 春風亭正太郎さんと古今亭志ん吉さんが出演いたします。

毎回お仲入りに行っていますクイズ問題も只今考え中です。落語と合わせて楽しみにしていてください。

ちなみに前回の問題は前座噺の演目を漢字で書いてもらいましたが難しかったようで正解者は2名でした。その問題は3問です。「てんしき:転失気」「どうかん:道灌」「きんめいちく:金明竹」。。。。なかなか書けないものですね。

それでは2月17日の「落語と明日の歳時記125」です

「天使の囁きの日」。。。天使のささやきとは氷点下20度の時に生じる空気中の湿度、氷の結晶でダイヤモンドダストの事です。

朝方 雪は結晶して落ちます。ダイヤモンドダストが空中を舞い運が良ければ虹が見えます。

このころ札幌では雪まつりで賑います。また旭川・名寄・北見の街では氷祭りが始まります。

落語のネタ。。。「嘘つき弥治郎」「鰍沢」

「坂口安吾忌」。。。堕落論で有名です。江戸時代では人情に厚く堕落するのも大変でした。

落語のネタ。。。「唐茄子屋政談」「道具屋」「一文惜しみ」「孝行糖」「弱法師」「八五郎坊主」「蒟蒻問答」「万金丹」「死神」「貧乏神」「らくだ」「井戸の茶碗」

 


宮前市民館で落語会

2012-02-15 23:21:22 | 落語会

落語会開催のお手伝いをいたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

2月19日「日」午前10時より宮前市民館(田園都市線 宮前平下車)にて「地域落語会」が開催されます。

出演者は古今亭駒次さん・春風亭昇吉さんのお2人です。

入場無料:先着150名です。

2月16日の「落語と明日の歳時記124」です。

「天気図の日」。。。江戸時代の天気は占いや雨乞い・日乞いでした。今では天気予報士が毎日解説付きで天気予報をする便利な時代になりました。ちなみに明日の天気は「曇り」です。

また2012年花粉前線図も発表されています。関東は2月15日です。そろそろ今年も花粉が飛んできます。花粉症の方はこれからがつらい季節を迎えます。江戸時代には花粉症はなかったのでしょうね。

落語のネタ。。。「日和違い」「道灌」「雨乞い源兵衛」「ちきり伊勢屋」。。。人情噺です。来年の2月15日に死ぬという易者の言葉に驚いてちきり伊勢屋という質屋の若旦那は人に施しをして暮らすと後にめでたい人生になるという噺です。

 


噺家の噺(96)

2012-02-14 23:47:35 | 落語会

1週間のはじめはLIVE で聴いた落語の演目と噺家名を記入していきます。

私の落語勉強会です。ちょっといい話などを織り交ぜながら。。。

1.月亭方正「手水廻し」

2.橘家文左衛門「笠碁」

3.柳家小せん「犬の目」

4.鈴々舎やゑ馬「子ほめ」「代書屋」「新作 おはこ18番」。。。遅咲きやゑ馬の会・特別編では文京シビック小ホールを満席にしていました。2つ目昇進披露落語会での会でのメリハリのある大きな声で嬉しそうな顔が印象的でした。

5.古今亭志ん公「饅頭こわい」[妾馬(八五郎出世)」

6.林家ぼたん「転宅」「夢の酒」「転失気」「悋気の独楽」~玉すだれ~

2月15日の「落語と明日の歳時記」です。

「西行忌の日」。。。西行は鎌倉時代の武士・僧侶・歌人です。

落語のネタ。。。「西行(西行法師)」。。。地噺です。歌とともに噺が進んでいきます。西行の歌を知っているとより深くこの噺が楽しめるのかもしれません。

「江戸歌舞伎の始まりの日」。。。江戸三座と呼ばれている「中村座・市村座・森田座」の3劇場が幕府公認でした。この三座の芝居は「官許芝居」で旅廻りの「宮地芝居」があった。芝居小屋には櫓があった。この櫓があるのが「官許芝居小屋」の証でした。宮地芝居には櫓はなく小屋掛けでした。この櫓はひとが一人乗るほどで人寄せの為の太鼓を打った。今も寄席の会場では 太鼓を打って寄席が始まることを伝えています。

落語のネタ。。。「蔵でっち」「七段目」「本能寺」「蹴上がり」


宮前市民館で地域落語会

2012-02-13 23:00:28 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします NPO法人リールの菊池明美です。

2月19日「日」午前10時より「地域落語会」が開演いたします。

出演は 古今亭駒次さん・春風亭昇吉さんです。

先着150名です。参加無料。

当日 駒次さんは「鉄道戦国絵巻」を高座にかけてくれます。東急沿線を舞台にした勢いのある楽しい噺です。

なんと駒次さんの自作です。将来が楽しみな お2人の落語をお楽しみください。

主催:宮前区役所「大人の文化祭inみやまえ」tel:044-856-3170

それでは2月14日の「落語と今日の歳時記122」です

「バレンタインday」...いつかれでしょうか?バレンタインにチョコをプレゼントする習慣が定着したのは。。。「義理チョコ」「友チョコ」「本命チョコ」など呼び名は様々ですが女性から手作りチョコなどをプレゼントする日なのです。

甘いチョコが縁で新しい恋が芽生えるかもしれませんので大事な1日ですね。

男女の恋愛の落語のネタ。。。「崇徳院」「刀屋」「明烏」・・・ここには甘納豆が登場します。「厩火事」


落語と明日の歳時記(121)

2012-02-12 22:49:34 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

コーヒーショップの店先で日向ぼっこをしていた 「招き猫」が珍しかったので思わず写メをとってしまいました。ベンチにちょこんといて人みしりもしないで目の前にある「赤色」にペンキされている木で顔をこすったりと愛嬌たっぷり!我が家の犬の「ピース」の毛質にとても似ていたので思わず立ち止まってしまったくらいでした。

猫好きの方でしたらこの猫の種類がわかるのでしょうね?

それでは2月13日の「落語と明日の歳時記」です。

「苗字の日」。。。「間人」「八道」「五十里」「天勝」「街風」「百々」「子々々」「一番合戦」で何と読みますか?「はしりで、ひさし、いかり、ちよし、つむじ、どど、ねこし、いちまかせ」また4月1日は「綿抜き」と読みます。大岡越前は「藤原」のように通称がありますがこのほか苗字は本名に俗称が使われていたりします。

噺家の苗字?名前にも面白いのがあります。古い名前を掘り起こして付けたりして読み方が分かりづらいのですが遊び心を感じます。

「鈴々舎馬風:れいれいしゃ ばふう「昔昔亭桃太郎:せきせきてい ももたろう」桃月庵白酒:とうげつあん はくしゅ」「蜃気楼龍玉しんきろう りゅうぎく」「「台所鬼〆:だいどころ おにしめ」「泉水亭錦魚:せんすいてい きんぎょ」などなど。。。

落語のネタ。。。「小言幸兵衛」「さんだんの平兵衛」「嘘つき弥治郎」


2月の落語会

2012-02-11 23:52:01 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

2月19日「日」午前10時より宮前市民館1階(田園都市線 宮前平駅下車 徒歩8分) 大会議室にて「地域落語会」が開催されます。

出演は古今亭駒次さん・春風亭昇吉さんです。駒次さんは「鉄道戦国絵巻」を高座にかけてくれます。東急沿線の駅名が登場して噺が進んでいきます。一度聴くと忘れられない爆笑間違いなしの演目なのです。

入場無料です

それでは2月12日の「落語と明日の歳時記」です

「徳川幕府開始の日」です。。。。江戸時代に 神田山を崩し江戸湾を埋めて町が出来ました。

深川には木場・水運で物流を運んだ。深川の霊岸寺には松平定信のお墓があります。

落語のネタ。。。「辰巳の辻占」

 


何でもない落語会

2012-02-10 23:39:13 | 落語会

落語会のお手伝いをいたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

今日の倶楽部ぼたんは「なんでもない落語会」ですと高座のまくらでぼたんさんが噺だして始まりました。と言うのも 次回3月18日「日」午後3時開演の「倶楽部 ぼたん」はぼたんさんの噺家生活10周年記念として曜日も通常の第2金曜日の夜から変更しての特別号の開催になります。ゲストは春風亭朝也さんです。前座は林家まめ平さんです。

そんな訳で今日の「倶楽部 ぼたん」は次回のお祝いの会を前にして「なんでもない会にようこそお越しくださいました。」という思いを込めてなんでもない時にご来場していただけるぼたんファンに向けてのお礼の気持ちを表していました。終演後にはぼたんさんのファンの方といつものように懇親会が行われました。

この懇親会もいつものように沢山の差し入れのご馳走がテーブルに並びました。

それでは 2月11日「落語と今日の歳時記」です

「お寺の日」。。。お寺には隠語があります。蛸を木魚・鰹節を小刀・酒を般若湯です。住職の奥さんを大黒・蕎麦の麺も寺方から伝わりました。

落語のネタ。。。「ぬのじの鼠」「除夜の鐘」「蟹満寺」「八五郎坊主」」

 


林家ぼたんさん

2012-02-09 21:20:43 | 落語会

「シロー・ランチ寄席」での林家ぼたんさんの玉すだれの様子です。会場のみなさんの手拍子に合わせて大盛り上がりでした。

初めて「玉すだれ」を見た方が多かった事でしょう!

明日の2月10日「金」午後7時開演で第66回「林家ぼたん勉強会」が開催されます。ぼたんさんが2つ目に上がってから「倶楽部ぼたん」として毎月ご自分で開催している落語会です。

会場はJR駒込駅東口徒歩5分の「ソフィアザール・サロン」です。明日のゲストは古今亭志ん公さんです。

終演後に出演者と一緒の懇親会(無料)があります。

お問い合わせ03-3822-9677


シロー・ランチ寄席

2012-02-09 21:19:08 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です

シロー・ランチ寄席に地域の方の沢山のご来場ありがとうございました。肩寄せ合っての暖かな落語会になりました。

地元の方々が町づくりで頑張ってくれた成果です。お疲れ様でした。

今日の落語会でのお楽しみ抽選会では2月生まれの方にプレゼントすることにしてありましたが、ぼたんさんの色紙に大感激してくれました。「この落語会でお誕生日プレゼントがぼたんさんの色紙をいただけて 参加して本当によかった!」と喜んでいただきました。

私もとても嬉しくなりました。

それでは2月10日の「落語と明日の歳時記」です。

「布団の日」。。。江戸時代には普通夜着はドテラです。布団の下には八反風呂敷があり、火事の時はこれに包んで運び出した。長屋ぐらしでは夜具は昼間畳んで枕屏風で隠していました。押し入れというスペースがなかったのです。

落語のネタ。。。「おかめ団子」「味噌蔵」「文七元結」

 

 

 


林家ぼたん

2012-02-08 23:12:54 | 落語会

 

落語会開催のお手伝いをいたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

明日は第2回「シロー・ランチ寄席」の開催日です。出演は林家ぼたんさんです。定員40名ですがすでにチケットが完売のようです。

会場の多摩川住宅の住民の有志の方々の働きがけで月2回開催(隔週毎)の落語会を実現できたのです。また 街づくりを進めてこの地域で高齢者の孤独死があってはならないという強い思いが 地域の方々の賛同を得たと思います。まだまだスタートしたばかりの落語会ですが 笑いのある暮らしのお役に立ちたいと思います。

私も第1回目にお会いしました地域の方々とまた明日にお会いできることがとても楽しみです。

それでは2月9日の「落語と明日の歳時記116」です

「服の日」。。。江戸時代の庶民の服の布地は麻・綿・紬です。染料は藍茜・うこん・紅花等がありました。貝からとれる紫は貴重でした。

染色法は糊置き・型染め・絞り等がありました。また神田紺屋町に染め屋さんが集まっていました。

藍染めの他 紫屋は紫紺から江戸紫の色に染めたのを歌舞伎・助六の鉢巻きで使われた事で人気が出た。

落語のネタ。。。「紺屋高尾」「河豚鍋」「らくだ」

 

 


噺家の噺(95)

2012-02-07 23:33:18 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

1週間のはじめはLIVEで聴いた落語のネタと噺家名を記入します。私の落語勉強会です。

ちょっといい話などを織り交ぜながら。。。

1.林家さん歩「強情灸」

2.林家まめ平「元犬」

3.林家はな平「壷算」

4.林家たこ平「新作」。。。2つ目に上がってから久しぶりに高座で新作噺を聴きました。タイトルは分かりませんがなんとも言えない間が前座時代の間と変わらないのですが味が出てきていました。これは何故にそう感じたのでしょうか?前座の時は聴く側に不安感が漂っていたのに この時の高座は噺に力強さが付いていました。

4.林家たけ平「生徒の作文」。。。とても受ける噺です。こんな小学生がいるのかな?という作文に肩の力が抜けてとても受けていました。

5.林家ぼたん「悋気の独楽」。。。2月9日「木」シロー・ランチ寄席に出演いたします。落語と玉すだれでお楽しみください。

6.入船亭ゆう京「寿限無」

7.古今亭菊六「転宅」「短命」

8.古今亭朝太「熊の皮」「井戸の茶碗」

9.柳家小権太「明烏」「長短」

10.入船亭遊一「夢の酒」「池田大助」。。。3月11日「土」午後2時開演の東田公園寄席に出演いたします。この時はネタだしで「藪入り」をかけてくれます。

それでは2月8日の「落語と明日の歳時記です」

「屋根の日」。。。江戸の町の屋根は板葺きの屋根でしたので火事になるとまる焼けになってしまいます。このほかの屋根には瓦ぶき・・茅ぶき・木肌葺きなどがあります。木肌葺きは木を薄くさいて木片をずらして竹くぎで止めて屋根に使われていました。

古くから日本の屋根にはシビ(魚の尾をかたどったとも、中国から伝わった靴をたてた形とも言われています)と言われる飾り瓦があり防火のまじないをとしていました。その後に鬼がわらや鯱(しゃちほこ)に発展しました。

寺のお堂や三重・五重の塔には宝珠や橋の欄干に載せてある擬宝珠があります。宝珠とは球形で上部の先がとがっている珠ですが宝珠の持つ力を身近に感じて長く守ろうとした人々の願いから生まれた物とされています。

落語のネタ。。。「擬宝珠(ぎぼし)」若旦那が原因不明のゆううつ病に。理由を聞き出すと「五重の塔の擬宝をなめたい」と。。。

 

 

 

 

 

 

 

 


調布でランチ寄席

2012-02-06 19:17:25 | 落語会

2月9日「木」午前11時より「シロー・ランチ寄席」が調布にあります 多摩川住宅中央名店街内の洋食キッチン・シローで開催されます。

出演は林家ぼたんさんです。お問い合わせ090-2445-4335まで

木戸銭1200円(ランチ含む)

それでは2月7日の「落語と今日の歳時記114」です

「故郷の日」。。。故郷の習慣は他の土地では通用しないので戸惑うことがあります。たとえば関西では片付けることを「直す」といいます。北海道では「投げる」といいます。このように片付けると言う表現もこんなに違うのです。

落語のネタ。。。貝の村(勘定板)匂ってきそうな噺です。この噺も所変われば品変わるでお便所のない国での生活習慣に「勘定板」と呼ばれる道具で用をたす習慣を元に宿のお勘定と重ねながら噺が進むのです。これも「勘定板」の意味がわかった上で聴かないと本心から笑えません。上方ネタです

揉め事を治める人間もいます。こんな人が登場いたします落語ネタ。。。「算段の平兵衛」「ふたなり」

 


銀座ランチ寄席

2012-02-05 21:44:23 | 落語会

おはようございます 落語会のお手伝いをいたします 落語コーディネータの菊池明美です。

銀座ランチ寄席にご来場ありがとうございました。沢山の方々が 今秋に昇進いたします新真打のお祝いに駆けつけてくれました。

お陰さまで定員を超えたご来場になりました。

出演の古今亭朝太さんと古今亭菊六さんの熱演で4席口演していただきました。

次回の12月1日「土」にもこのお2人による「銀座ランチ寄席」が開演いたします。この時は新真打になリますので楽しみな高座です。

12月1日「土」午後3時開演です。お食事つきの会ですのでご予約をお願いいたします。(定員40名)

お申込みは 090-2445-4335菊池まで

今日の写メは 出演者とKJKのみなさんです。

今日の落語会にもKJK(川崎純情小町☆)のメンバー4人が大活躍をしてくれました。特にお仲入りの時のお楽しみ抽選会ではよく通る声で ご来場の皆様に好評でした。

 

 

 


落語と明日の歳時記112

2012-02-04 23:32:39 | 落語会

1月6日の「落語と明日の歳時記」です。

歳時記と落語とを絡ませながら日々の暮らしの中に落語を身近に感じていただけたらと思っています。

「お茶と海苔の日」。。。お茶の産地は狭山・宇治・駿河・伊勢等があります。狭山茶は戦国に一度廃れましたが江戸時代に深蒸し煎茶でゆ有名になりました。宇治は玉露が美味しい。寿司屋は口中の魚の油を洗うのに煎茶(あがり)が合います。このあがりとは寿司屋の符丁です。お茶は「茶化す」に通じる事や「お茶を引く(暇なこと)」などから嫌われたようです。商売の縁起をかつぎ「あがり」と呼んだのです。今でもお寿司やさんで「あがり一丁」という板さんの明るく元気な声が響くお店は繁盛している様に感じます。

また海苔は江戸初期には浅草でしたが後に大森等に移り代わった。茶と海苔があれば茶漬けになります。

落語のネタ。。。「江戸の夢」「京の茶漬け」「法事の茶」