落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

シローランチ寄席(3)

2012-02-23 22:07:21 | 落語会

地域寄席の暖かさのある落語会の三回目です。会場は肩寄せ合って それこそ身動きれないほどの盛況でした。

次回からは会場を移動して少し広い会場になります。そして開催日も毎月最終金曜日になります。引き続き地域寄席をお楽しみください

次回の開催日時:3月30日「金」午前11時~12時15分 出演は林家たけ平さんです。ご予約優先です。先着50名です

会場は 多摩川住宅中央名店街のあります棟の2階集会室です。

お問い合わせ:090-2445-4335菊池まで

それでは2月24日の「落語と明日の歳時記132」です。

「削り節の日」。。。日本ではだしは魚では(鰹・鯖・飛び魚・煮干し)などでとります。この他海藻・昆布・椎茸・などがあります。

現代では簡単に化学調味料が沢山ありますがやはり旨味が違います。

江戸には「煮売り屋」「蕎麦屋」「天麩羅」「料理屋」「寿司」「天麩羅」などの店がありました。料理屋には「八百膳」「百川」が有名です。この「百川」は江戸時代ペリーに料理を供応した料理屋として有名です。

落語のネタ。。。「百川(ももかわ)」この噺の筋のキーワードは「四神剣」です。日本橋界隈に住む威勢の良い若い衆とこの百川の料亭に奉公することになった田舎者の百兵衛とのかけあいが予期せぬ展開に広がるのです。この噺は古今亭菊生師匠の高座で初めて聞きましたが、田舎者の百兵衛さんがチンプンカンプンなやり取りを通して江戸時代の使用人制度のある中で田舎者のままひょうひょうと誠実に奉公している百兵衛さんに好感がもてるのです。江戸時代の文化を背景とした噺の展開の演目が沢山あるのも「落語の魅力」です。

 


柳家右太楼さん

2012-02-23 22:05:54 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

「シロー・ランチ寄席」の会場に右太楼さんをご案内しましたら、あいにくの雨にも関わらず会場の入り口には「満員御礼ありがとうございます!」と書かれた赤い文字が目に飛び込んできました。3回目の今日も定員の40人がお越しになっていました。

そしてまた入り口に貼られた ちらしには「本格イケメン登場!」とこの落語会の地元の世話人さんによる添え書きが書かれていました。こんなストレートなキャッチフレーズの付いたチラシも楽しいなと思いながら会場の中に入りましたら沢山のご婦人であふれていました。「あらっ!ちらしの写真より素敵だわ」と。こんな声に少し照れながら右太楼さんは、楽屋入りをしました。

今回も落語2席とお楽しみ抽選会で楽しんでいただきました。右太楼さんには色紙を沢山書いていただき申し訳ありませんでした。

地元の方々に大変喜んでいただけました。