地域寄席の暖かさのある落語会の三回目です。会場は肩寄せ合って それこそ身動きれないほどの盛況でした。
次回からは会場を移動して少し広い会場になります。そして開催日も毎月最終金曜日になります。引き続き地域寄席をお楽しみください
次回の開催日時:3月30日「金」午前11時~12時15分 出演は林家たけ平さんです。ご予約優先です。先着50名です
会場は 多摩川住宅中央名店街のあります棟の2階集会室です。
お問い合わせ:090-2445-4335菊池まで
それでは2月24日の「落語と明日の歳時記132」です。
「削り節の日」。。。日本ではだしは魚では(鰹・鯖・飛び魚・煮干し)などでとります。この他海藻・昆布・椎茸・などがあります。
現代では簡単に化学調味料が沢山ありますがやはり旨味が違います。
江戸には「煮売り屋」「蕎麦屋」「天麩羅」「料理屋」「寿司」「天麩羅」などの店がありました。料理屋には「八百膳」「百川」が有名です。この「百川」は江戸時代ペリーに料理を供応した料理屋として有名です。
落語のネタ。。。「百川(ももかわ)」この噺の筋のキーワードは「四神剣」です。日本橋界隈に住む威勢の良い若い衆とこの百川の料亭に奉公することになった田舎者の百兵衛とのかけあいが予期せぬ展開に広がるのです。この噺は古今亭菊生師匠の高座で初めて聞きましたが、田舎者の百兵衛さんがチンプンカンプンなやり取りを通して江戸時代の使用人制度のある中で田舎者のままひょうひょうと誠実に奉公している百兵衛さんに好感がもてるのです。江戸時代の文化を背景とした噺の展開の演目が沢山あるのも「落語の魅力」です。