落語会で街づくりを応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。
1週間のはじめはLIVEで聴いた落語のネタと噺家名を記入します。私の落語勉強会です。
ちょっといい話などを織り交ぜながら。。。
1.林家さん歩「強情灸」
2.林家まめ平「元犬」
3.林家はな平「壷算」
4.林家たこ平「新作」。。。2つ目に上がってから久しぶりに高座で新作噺を聴きました。タイトルは分かりませんがなんとも言えない間が前座時代の間と変わらないのですが味が出てきていました。これは何故にそう感じたのでしょうか?前座の時は聴く側に不安感が漂っていたのに この時の高座は噺に力強さが付いていました。
4.林家たけ平「生徒の作文」。。。とても受ける噺です。こんな小学生がいるのかな?という作文に肩の力が抜けてとても受けていました。
5.林家ぼたん「悋気の独楽」。。。2月9日「木」シロー・ランチ寄席に出演いたします。落語と玉すだれでお楽しみください。
6.入船亭ゆう京「寿限無」
7.古今亭菊六「転宅」「短命」
8.古今亭朝太「熊の皮」「井戸の茶碗」
9.柳家小権太「明烏」「長短」
10.入船亭遊一「夢の酒」「池田大助」。。。3月11日「土」午後2時開演の東田公園寄席に出演いたします。この時はネタだしで「藪入り」をかけてくれます。
それでは2月8日の「落語と明日の歳時記です」
「屋根の日」。。。江戸の町の屋根は板葺きの屋根でしたので火事になるとまる焼けになってしまいます。このほかの屋根には瓦ぶき・・茅ぶき・木肌葺きなどがあります。木肌葺きは木を薄くさいて木片をずらして竹くぎで止めて屋根に使われていました。
古くから日本の屋根にはシビ(魚の尾をかたどったとも、中国から伝わった靴をたてた形とも言われています)と言われる飾り瓦があり防火のまじないをとしていました。その後に鬼がわらや鯱(しゃちほこ)に発展しました。
寺のお堂や三重・五重の塔には宝珠や橋の欄干に載せてある擬宝珠があります。宝珠とは球形で上部の先がとがっている珠ですが宝珠の持つ力を身近に感じて長く守ろうとした人々の願いから生まれた物とされています。
落語のネタ。。。「擬宝珠(ぎぼし)」若旦那が原因不明のゆううつ病に。理由を聞き出すと「五重の塔の擬宝をなめたい」と。。。