大阪湾プチ遠征

１２，１３日とTEAMリバーレンジャー・キャプテンの浩さんに岸ジギの手解きを受ける為大阪へ赴いた
午前中大阪市内で家人と一緒に所用と昼食を済ませ、待ち合わせ場所の神戸摩耶埠頭に向かった
通常なら阪神高速で４，５０分で移動可能だそうだが、生憎お盆のラッシュで高速は大阪市内から２０ｋｍ以上の渋滞との情報を聞き、一般道で向かったが、渋滞を避けた車や、途中の甲子園球場へ向かう車やらでこちらもさっぱり進まない
さもありなんと、かなり余裕を見て摩耶埠頭へ向かったので、渋滞に巻き込まれながらも約束時間前には到着し、浩さんとは初対面であるが、ＨＰ上で互いの顔は知っていたのでスムーズに合流する事が出来た
（←３時出航のさつま渡船で沖堤へ向かう）
渡った沖堤は周りの水深は５ｍ近くあり、岸ジギにはお誂え向きの場所との事だ
岸ジギとは、ボートからジギングで狙うように、堤防から３０ｇ程のメタルジグでスズキを狙う釣法で、この神戸が発祥の地と聞く
ベイトリールをフリーにして、岸壁沿いにジグの重みだけで落とし込み、底に着いたら誘いを掛けて巻き上げるという至ってシンプルな釣り方である
アタリは圧倒的に落とし込みの時にあり、ヒラヒラと一定速度で落ちていくジグへのアタリを、ラインの変化（→急に止まったり、横へ持っていかれたり、食い上げて糸ふけが出たりと色々在るそうです）で読み、間髪入れずに合わせるのだそうだ
経験は無いが話で聞く黒鯛の落とし込み釣法にも似た釣り方で、向うアワセに近いミノーイングに比べ、ラインの僅かな変化でアタリを読む繊細さを要する釣法のようだ
（←沖堤上部、当日ルアーマンは我々だけで、後は餌釣り師ばかりでした）
実際にやってみて、落とし込み時のアタリが中々明確には掴めない
怪しいと思ったら即アワセを入れるようアドバイスを貰い試すが、落とし込み中はフリーのベイトリールであるが故に、慌ててロッドで合わバックラッシュという苦い経験を再三再四繰り返す事になった



浩さんとチームメイトの安部さんは、週末のＯＳＤのプラを兼ねた釣行であり、真剣モードで探ってみえる
その内浩さんが走って自分に声を掛けにみえ、１本上がったとの事である
それが上の写真の６６ｃｍで、次に自分が見ている前で５０ｃｍクラスを物の見事に釣上げて見せてくれた（→お二人はさすが手馴れたもので、各々３本ずつ上げられた）



それを見て、俄然燃えながら探り続けたのであるが、とうとう最後まで自分が神戸のスズキに出会うことは叶わなかった
日没後堤防を移り、今度はミノーのテクトロで渡船が迎えに来る９時まで粘ったが、炎天下６時間もの奮闘で、疲れと敗北感だけがズッシリ背中に残るプチ遠征であった
翌朝のプラ釣行も誘ってもらったが、体力・気力ともこの日に使い果たし残念ながら同行は出来なかった

←スズキ釣りは、やっぱり甘くなかった・・・

漁師的生活

明日１２日から２０日までが夏期休暇である
例年休暇中には淡路へ２～３泊で家族旅行を兼ねて遠征するのであるが、今年の夏は亡父の初盆となるため遠征は取り止めた


長い休暇中お参りの時間以外は、「漁師的生活」に徹しようと考えている
漁師的生活とは、一日の生活時間を全て魚釣りに捧げる生活を頭に描いている
今のところ具体的には、１２，１３日と大阪湾での岸ジギ、１９日夜から２０日朝に掛けてＯＳＤ参戦以外には、潮汐表を眺めベストな時間に、朝な夕なに出撃し、出撃以外の時間は釣り雑誌や昔親しんだ開高健氏の魚釣りの著作を読み耽ったり、ルアーのフックを研いだり、リールのメンテナンスなどに時間を費やす（→理想的生活ですなぁ・・・）
いつもはスズキに手一杯で、中々真剣に狙う時間が取れなかったＭリグでの黒鯛や、サーフからのフラットフィッシュも狙ってみたい


ＰＣが自宅には無いので、ブログの更新は会社まで出てこなくては出来ないので頻度は落ちると思うが、出来る限りアップに努める心算である
さぁ明日からは、何処まで実現できるか解らないが、漁師的生活に徹するぞ！（笑）

←休み中も、ヨロシク！

ジグ・ボーグ

オプセル社から近々ジグ・ボーグが発売される
ファルコン、オスプレイで機能の違ったさまざまの機種が生み出されてきたが、ジグ・ボーグはミノーとはジャンルを違えた場所での活躍が期待されている


ジギングは、昨年淡路でのサバのジギングの経験があるだけで、殆ど未体験であるが、これからは外洋で青物を狙ってみたいと夢も膨らんで来る
外磯からジグ・ボーグを通してブリやカンパチとのファイトを想像するだけでも楽しくなって来てしまう


この夏大阪湾で、浩さんから岸ジギの手解きをして貰う予定でいるが、チャンスがあればジグ・ボーグでも試してみたい
ただ今日届けて貰ったジグ・ボーグは、量産に入る前にオーナー自ら手行程でホログラムを貼ってもらったもので、根掛かりなどでうっかりロスト出来ないだけにプレッシャーを感じてしまう

←ロストしたらタイヘンだぁ・・・

休題閑話

事情があり、暫らく出撃できないので、最近の驚いた話と、情けない話を二題・・・

先日菩提寺の施餓鬼会（せがきえ）に参列してきた
施餓鬼会とは、お米や食物を供え三界万霊を供養することで、その功徳が、施主やその先祖まで及び、先祖への追善ともなるといわれるもので、お盆と共に夏の行事の一つになっている
その施餓鬼会で卒塔婆を貰い、通常墓にそれを立ててお参りをしてくるのだが、とある事情で当家には墓地は存在するが未だ墓石が無いので、これから亡父の為自分が建てなければならないのである
（←これが卒塔婆です）（←これが卒塔婆立てです）
外柵（境界石）が有るだけで更地に近い墓地に、卒塔婆を立てる事は難しいので、卒塔婆立てだけでも先に建てるよう住職に進言された
普通は墓を建てる時に、それらも一緒に業者へ頼むのだそうであるが、卒塔婆立てだけを何処かで簡単に入手できないかとＮＥＴで調べてみた
いやぁ～驚いた事に、現在はこんな品物までＮＥＴ通販で簡単に手に入るんですなぁ、早速頼んだのは言うまでも無い（→お盆休み中に、墓地へ立てに行く予定です）







先日の出撃でまたしても失策を犯してしまった
３時半にポイントに入り、４投目で初めてのヒット、そのアワセの拍子にラインブレークで、最近ここでのヒットルアーである虎の子のオスプレイ90/フェアリーＳＳをロスト（涙）、ラインをスプール毎交換しようとしたら、今度はドラグネジを海へポチャンである（大泣）
さすがにリールの予備までは持って行かなかったので、その日は胸まで水に浸かりながら無理して渡ったにも拘らず、僅か４投でスゴスゴと引き返したのである

ラインブレークの原因は、結束部のＰＥをハサミで切断した時に余りが長かったので、先端をタバコの火で焼いて短くした時に、短く焼きすぎて結束部のＰＥが、熱で弱くなってしまったものと思う
ドラグネジは帰って直ぐに釣具屋へ注文したが、到着は１０日か１１日で、それまで出撃はお預けである（泣）

←便利になった、のかなぁ・・・、何時までも失態続き・・・

あっと言う間に・・・

６日日曜日は用があり家人と日帰りで金沢へ行き、途中最近ランカーが釣れていると聞く九頭竜川河口を覗いてきた
写真は情報に「高屋橋から新保橋まで」とある新保橋上から河口を望んだ処である
川までは多少の藪こぎが必要な様子で、所々に作られた私設桟橋？の上からルアーを投げるのであろうか
写真は橋から川下側であるので、狙うのなら下げ時間に川上から橋下の暗部でターンさせるようルアーをリトリーブさせるのだろうな、と想像が膨らみ見ていて飽きない（→余りに橋上から戻らないので、車中に残した家人はおかんむりでした・・・）




話は替わるが、このブログも今日８日で書き始めてから満一年が経過した
自分がスズキ道を極めんと苦悩する日々の記録を、気楽に書き綴ろうと始めた極めて私的な他愛無い駄文であるが、最近は日々百名を優に越える方々に眼を通して頂いている様であり、誠に在り難い事で感謝に耐えない
近頃こそ釣果写真を掲載出来る日も少ないながらあるけれど、書き始めた頃はｂｏｚｅの連続で、写真どころか釣りのネタにも困って四苦八苦の連続であった（→ネタに四苦八苦は、現在でも余り変わってない様です・・・）


ここまで続けられたのは、師匠と、山本オーナー初めＢＦＴメンバー、そしてボーグ愛好家、近隣アングラーの方々からの励ましと、つまらない駄文を飽きずにお読み頂いている皆様方のお陰であると、心から感謝申し上げる
いつもお読み下さり、ありがとうございま～す！
腕前は中々進歩しないけれど、これからも真摯に綴って行きたいと思っている


←感謝の心で一杯です・・・

ＯＳＤプレ釣行

１９日夜から２０日朝に開催される今年３回目のＯＳＤのプレ釣行を兼ねて、５日早朝もホームへ朝練に向かった
２日は最小記録、４日は全くカスリもせず、という惨敗が連続した流れも断ち切りたかった
最小記録がオスプレイ90にアタックしてくるのなら、ファルコン128ならましな大きさのスズキがアッタクする筈、それとベイトが小さい故にルアーサイズを落とさざるを得なかった状況も解消されているのではとの読みもあった



オリジナルカラーのファルコン128ＳＢ/Ironマットピンク改（→改とはヘッドをサインペンで赤く塗ってある為です）での２投目、読み通りヒット！
ランしたのは、上の写真の54ｃｍ！ファルコンのオリジナルカラーそれも創って貰ってから１年近くスズキはノーヒットだったので嬉しさもひとしおである
（←オスプレイ90/フェアリーＳＳにヒットした52ｃｍ）
次に最近ホームでの当りルアーになりつつあるオスプレイ90/フェアリーＳＳに付け替えた１投目、ヒット～！先程の54ｃｍと比較にならない程良く引きドラグを鳴らす
手元まで寄せても２度ほどドラグを鳴らし抵抗する、これは久々の６０ｕｐは間違いない！とタマ入れの時に痛恨のフックアウト・・・（→逃がした魚は大きい、と言いますが本当にホームにしては大きかったです、残念）
フックは先日水深が無くて何度も腹を擦って根掛かりしそうだったので、軽くする為に標準のフックをワンランク小さい赤針に替えてそのままになっていたが、リアの１本が完全に伸ばされていたのがバラシの原因だろう
今日は水深も充分なので、即標準フックユニットに交換してヒット！５２ｃｍ
（←オスプレイ90/ＬＪ　コットンキャンディー改にヒットした47ｃｍ）
その後フェアリーＳＳをリトルジョン/コットンキャンディー改に替えてヒット！もう１本47ｃｍを追加して納竿とした



１時間半で４ヒット３ラン、逃した１本以外は４～５０ｃｍ台で大きさはイマイチではあるが、オリカラのファルコンでの１本も読み通り出すことが出来たし、充実した時間であった
ＯＳＤ当日も得意とする下げを短時間ながら攻められるので、何とかファルコンで６０ＵＰを目指したい

←あとは、サイズだけど・・・

釣れない理由

昨日は前にも書いたように、殉職消防士の名古屋市消防葬に参列してきた
衛視に護られた御霊が式場内に入り、正面の祭壇までゆっくりと進む中、御霊（遺骨）を抱えられた両親が漏らすすすり泣きの声と、祭壇に飾られたまだ若い爽やかな笑顔の遺影が堪らなく辛かった
自らの一命を賭して、職に殉じられた、今は亡き若き消防士に心から追悼の誠を捧げます

夜は菩提寺で、初盆を迎える我々檀家遺族の為に、８月１日から３日まで毎夜おっ様が読経をあげて頂けるのでお参りをして来た



昨日は午前中、夜と供養に参列したにも係らず、不謹慎なことに今朝も早朝練習に出かけて来た
しかし、自らの心掛けの悪さの為であろうか、得意の下げ潮にも拘らずどのルアーを投入してもカスリもしなかった
全く異常なし！
今まで、あの場所で、しかも下げ潮狙いで、アタリすら無かったのは久しく記憶に無い
いくらリリースするとは言え、釣りは殺生に違い無いので、お盆には少し早いけど還ってきた亡き父が、自分を諌めたに違いない

今朝釣れなかった理由は、そういう事にでもしておこう（笑）、合掌

←もうすぐお盆です・・・

心が疼く・・・

　　　　　　　　　　　↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
　　　　　　　　　新記録達成！？　”ボーグ最小(涙)記録21.3cm”　(may be・・・）

釣れれば釣れたで又釣りに行きたくなる、釣れなければ悔しくて又釣りに出かける
釣り師と呼ばれる人間は、出撃しなければ！と言う強迫観念に何時も取り付かれているような厄介な存在であるようだ
そんな訳で今朝も出勤前の早朝練習に出かけて来た・・・


昨日は雨の音に起こされてしまったのであるが、今朝は寝室の窓の横にある電柱にとまったカラスの煩い鳴き声で眼を覚ました（→まだ夜中の２時！真夜中にカァーカァーと、うるさいっ！！）
現場には昨日より３０分ほど前に到着、と言う事は今朝は未だ潮は下げている得意の下げ潮攻撃が出来る！


昨日と同じオスプレイ90/ＬＪコットンキャンディーＳＰを投入した
サスペンドのＬＪにサイズを落とした赤針が装着してあるので、フローティング仕様になっているのだが、それでも油断すると時々底を擦る
根掛かりを懸念して、赤針のフックユニットを昨日オーナーから届けられたばかりのフェアリーＳＳ/アルピナに付け替え攻撃再開！今度はゆっくりリトリーブすれば底を擦らずに泳がす事が可能だ


付け替えた３投目にコツンと小さなヒット！
20ｃｍ前後のチビスケがオスプレイにアタックしてきてフロントフックにフッキング
全く抵抗も感じず引っこ抜き、即リリース（→アッタクしてきた勇気は賞賛するけど、チビクン少々無謀ですぞ！）
潮はまだユックリと下げていて、相変わらず水位は低い
オスプレイ90/フェアリーＳＳは初めて使ったが、超スローリトリーブで引いてやると、水面直下をユラユラと艶かしくウォブリングする
超スローリトリーブに軽いトゥイッチを入れて引いてきたらヒット！
（←オスプレイ丸呑みだけど、40ｃｍあるのかなぁ・・・？）
オスプレイが丸呑みされているけど、40ｃｍあるなしのセイゴ、これもゴボウ抜きで釣上げフックを外して即お帰り願った
ボーグはこういった丸呑みされた場合でも、フックユニットを外せば簡単に針外しが可能である
完全に潮が止まったので納竿とした


止まりかけの緩い流れで水位も低かったが、得意とする下げ潮攻撃で２ヒットは得た
いたいけな幼子を玩んでしまい心が疼くが、しかし、バーブレスフックとボーグのフックユニットのお陰で、素早くリリース出来て元気に戻っていく姿を確認したのがせめてもの慰めか・・・

←悪いおじさんに騙されちゃいけないよ・・・

不毛な行為

昨夜は２時半頃から激しい雨が降り出し、その音で眼が覚めてしまった
折角なので、そのまま起き出してホームへ向かった
そのままと言っても、釣りした後は直接会社へ向かうのでそれなりの準備時間もあり、ホーム着は３時半を廻っていた
幸い雨も殆ど降っていない


今日は苦手の上げ潮狙いとなる訳だが、ここで釣って初めて３連荘バラシのリベンジが果たせると言うものだ
打ち込んだオスプレイ90/ＬＪコットンキャンディーＳＰが、そのままの方向から戻って来て、ポイントは未だ殆ど流れを感じない


ず～～～っと異常なし！が続く
流れ出してからも、朝まずめを迎えても、相変わらず異常なし！
オスプレイをスカイパスやＨＴと機種を替えてみても、ＬＨパール、黒銀レッドベリー、木村ＳＰとカラーを替えてみても、全く異常なし！


明るくなった５時半、潔く納竿とした・・・
やっぱり上げ潮は苦手なんだ、そう言えば水の色が少し白っぽかった、と思う以外に敗因が掴めない
（←堤防脇のマゴチの死骸）
戻る途中で色々な死骸を眼にした
（←シャコも5,6匹打ち上げられている）
マゴチ、シャコと底に住むもの達の死骸が多いと言う事は、海水の酸欠が原因なんだろうか？
（←セイゴも死んで浮かんでいた）
（←ラインが付いているから、このニゴイは釣られて捨てられたに違いない）
色んな種類の死骸があった原因は、今の自分の知識からでははっきりと解明できないが、最後のニゴイだけは釣ってから捨てられたに違いない
いくら釣れた魚が、狙った物ではない所謂外道であっても、其処へそのまま捨ててくる事は許されないと思う
こうした生命を大切にしない行為が、やがて魚の減少に繋がり、我々アングラー自身の首を絞めている事になりはしないだろうか
例え外道でも持って帰らない時は、命あるうちに水に還してやろうよ！

←上げ潮、苦手です・・・