ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

大阪湾プチ遠征

2006-08-14 | 日々の想い
12,13日とTEAMリバーレンジャー・キャプテンの浩さんに岸ジギの手解きを受ける為大阪へ赴いた
午前中大阪市内で家人と一緒に所用と昼食を済ませ、待ち合わせ場所の神戸摩耶埠頭に向かった
通常なら阪神高速で4,50分で移動可能だそうだが、生憎お盆のラッシュで高速は大阪市内から20km以上の渋滞との情報を聞き、一般道で向かったが、渋滞を避けた車や、途中の甲子園球場へ向かう車やらでこちらもさっぱり進まない
さもありなんと、かなり余裕を見て摩耶埠頭へ向かったので、渋滞に巻き込まれながらも約束時間前には到着し、浩さんとは初対面であるが、HP上で互いの顔は知っていたのでスムーズに合流する事が出来た
(←3時出航のさつま渡船で沖堤へ向かう)
渡った沖堤は周りの水深は5m近くあり、岸ジギにはお誂え向きの場所との事だ
岸ジギとは、ボートからジギングで狙うように、堤防から30g程のメタルジグでスズキを狙う釣法で、この神戸が発祥の地と聞く
ベイトリールをフリーにして、岸壁沿いにジグの重みだけで落とし込み、底に着いたら誘いを掛けて巻き上げるという至ってシンプルな釣り方である
アタリは圧倒的に落とし込みの時にあり、ヒラヒラと一定速度で落ちていくジグへのアタリを、ラインの変化(→急に止まったり、横へ持っていかれたり、食い上げて糸ふけが出たりと色々在るそうです)で読み、間髪入れずに合わせるのだそうだ
経験は無いが話で聞く黒鯛の落とし込み釣法にも似た釣り方で、向うアワセに近いミノーイングに比べ、ラインの僅かな変化でアタリを読む繊細さを要する釣法のようだ
(←沖堤上部、当日ルアーマンは我々だけで、後は餌釣り師ばかりでした)
実際にやってみて、落とし込み時のアタリが中々明確には掴めない
怪しいと思ったら即アワセを入れるようアドバイスを貰い試すが、落とし込み中はフリーのベイトリールであるが故に、慌ててロッドで合わバックラッシュという苦い経験を再三再四繰り返す事になった



浩さんとチームメイトの安部さんは、週末のOSDのプラを兼ねた釣行であり、真剣モードで探ってみえる
その内浩さんが走って自分に声を掛けにみえ、1本上がったとの事である
それが上の写真の66cmで、次に自分が見ている前で50cmクラスを物の見事に釣上げて見せてくれた(→お二人はさすが手馴れたもので、各々3本ずつ上げられた)



それを見て、俄然燃えながら探り続けたのであるが、とうとう最後まで自分が神戸のスズキに出会うことは叶わなかった
日没後堤防を移り、今度はミノーのテクトロで渡船が迎えに来る9時まで粘ったが、炎天下6時間もの奮闘で、疲れと敗北感だけがズッシリ背中に残るプチ遠征であった
翌朝のプラ釣行も誘ってもらったが、体力・気力ともこの日に使い果たし残念ながら同行は出来なかった

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