ringoのつぶやき

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DJ-グラクソの糖尿病治療薬アルビグルチド、来年初めに承認申請へ

2012年07月12日 22時08分13秒 | 健康・病気

【ロンドン】(ダウ・ジョーンズ)英製薬大手グラクソ・スミスクライン(NYSE:GSK)(GSK.LN)は、週1回投与の糖
尿病治療薬アルビグルチド(一般名)について、一連の治験の結果を受けて2013年初めに規制当局の承認申請を
目指す意向を明らかにした。

11日の発表によると、8つの第3相試験から速報値が得られ、全てを合わせると承認申請を支持する結果になった
という。

アルビグルチドは、現在試験中のGLP-1(グルカゴン様ペプチド1)の生物学的製剤で、世界で承認された例はま
だない。米バイオ医薬品メーカーのヒューマン・ゲノム・サイエンシズ(HGS)(Nasdaq:HGSI)が発見し、第3相試
験のライセンスをグラクソに供与した。GLP-1は血糖値を正常に維持する働きがあるヒトタンパク質で、アルビグ
ルチドはその一形態だ。

グラクソは「ハーモニー1~8」という8つの個別の研究で構成される第3相試験(被験者数約5000人)の結果に基
づき承認申請する。この治験では2型糖尿病患者の単剤療法、付加療法におけるアルビグルチドの有効性、忍容性
、安全性(循環器系の安全性を含む)を評価している。

最新の調査結果は、アルビグルチドを米製薬大手メルク(NYSE:MRK)の「ジャヌビア」(一般名:シタグリプチン
)と比較した52週間の研究、ハーモニー8から得られた。

グラクソによると、ハーモニー8は「軽度から重度まで幅広い腎障害におけるGLP-1アゴニスト(作動薬)の有効
性、安全性を評価した初の完全な研究であり、8つあるハーモニーの第3相試験で3番目に完了」する。アルビグル
チドは総じて忍容性が高いという。

この8つの研究では、米食品医薬品局(FDA)があらかじめ特定した基準に従い、循環器系のリスクが過大である
可能性が排除された。

「データの分析結果は、(アルビグルチドを)承認申請に進めることを支持するものだ。(結果は)数カ月中に
医薬品当局に提出する」とグラクソは述べている。

ロンドン市場に上場するグラクソの株価はグリニッジ標準時(GMT)午前11時32分(日本時間午後8時32分)現在
、1.4%安の1444.50ペンス。
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