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ブラックバイト・・・悪循環

2016-07-02 13:58:55 | ひとりごと。
最近はブラックバイトのことが話題になってる。

私たちには責任はないのか?

もちろん、暴力や、脅してアルバイトを辞めさせないなど、
絶対にしてはいけないことだけど。

限られた収入で生活するのだから、
安くて良いもの、を私たちが求めるのは自然なことかもしれないけど、
それが行き過ぎて、巡り巡って自分たちにそのツケが回ってきているんじゃないか。

こんな気になる記事を見つけた。

あなたもブラック消費者になっていませんか? ブラック企業を撲滅するために考えてみるべき課題とは
(ふっしーのトキドキ投資旬報 | 現代ビジネス [講談社])

------------------------------------以下、抜粋です--------------------------------------
『安くておいしくてサービスがよい、
という店はもちろん素晴らしい。しかし、』


『大量仕入れで原価率を下げたり、
工場を使い製造工程を一部簡略化するなどの方法をとることでコストを下げられますが、
人員シフトをゆるやかにしたり、
従業員に給料をたくさん払うようにすると、
最終的にメニューの単価の上げざるをえません。


『従業員により多くの給料を払ってあげるためには、
同じサービスなら、1円でも「高い」店を、
私たち客側が選択すること
です。
消費者としての行動を変える、ということです。』

1円でも安くておいしくてサービスがよい店に行こうとうする人は、
結果的にブラック企業の共犯者となっている
からです。』

お客様サイドには安く飲み食いしたいという強いニーズがある。
そうなると、どうあっても労働強化になっていくわけです。


『賃金もサービス料金も下がっていく中で、
飲食業のサービス単価が下がっていくのは仕方なく、
それが末端の労働者に労働強化という形で影響を与えざるをえない。』


外食産業の経営者からすれば、
デフレの中で生き残りをかけて
精一杯努力しているわけでしょうし、


『ブラック経営者と言われている人の擁護ではありません。
この社会構造の中で、私たち一人ひとりが
消費者、投資家、市民としてどのように行動すべきか、』


『「よいものをより安く」ということが即、悪であると言っているのでもありません。
ただブラック経営者といわれる人に文句を言うだけではなく(それも有効だとは思うけれども)、
もう少しマクロとミクロの両面で考えてみるべき課題ではないかと思います。』

『さて、私たちは何をすべきなのでしょうか?』
-----------------------------------------抜粋終わり-------------------------------------------

じゃあ、本当にいったいどうすれば??、と思ってしまうけど、

自分の「無意識に気づいて、意識をする」ことが、
微力でも、
この悪循環を変えていく力になると信じたいです。