レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ドライビング Miss デイジー

2023年04月26日 18時55分22秒 | ドラマ

「ドライビング Miss デイジー」
原題:DRIVING MISS DAISY
1989年 アメリカ 98分
■監督:
 ブルース・ベレスフォード
■出演:
 ジェシカ・タンディ
 モーガン・フリーマン
 ダン・エイクロイド

●あらすじ
老女デイジーと、初老のベテラン黒人運転手ホークとの友情を描いたヒューマン・ドラマ。
1948年、夏。
長年勤めた教職を退いたデイジーは未亡人。
まだまだ元気いっぱいの彼女だったが、寄る年波には勝てず、ある日運転中にあやうく大事故を引き起こしかける。
無くなった父の跡を継いで会社の社長となっていた息子のブーリーは、
そんな母の身を案じ、専用の運転手を雇うことにした……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
何となくタイトルだけは知っていた気がする作品。
ここのとこ何故かこういったドラマ作品を観たい気分になっているので
何となくチョイスして観てみた。
このあらすじだけ読んで観たようなもんだが、レレレ好きな私が何故このあらすじだけで観る気になったのか。
それは、私もこういう映画も観るんですよ(笑)
さてモーガン・フリーマンは大変素晴らしい役者だと思っているが、
主演のデイジー役のジェシカ・タンディも素晴らしい役者でしたね。
ここにダン・エイクロイドがドンと構えているのだから、役者陣には不安がない。
脚本の方はデイジーの心の変化を、ゆったりと流れる時間の中で描いている感じ。
大きな事件などは一切起きません。
派手なアクションもなし。
それでも暖かい空気の中ラストまで進み、そのまま幸せな空気感のまま映画は終わる。
時代背景もあり、人種差別問題も取り込みながらもそこを大きくフォーカスする訳でもなく
かと言って説教くさいエピソードも盛り込まず。
しかし行間には沢山のメッセージが込められていながらも、全体的に春の陽だまりのような温かい空気に包んだまま
最初から最後まで描いている。
まあたまにはこう言った映画も良いもんですよ。
いやあ、映画って本当に良いもんですね。(日曜洋画劇場風)
たまには病んだアメリカばかりの映画ではなく、こう言った映画も観ましょう。(金曜ロードショー風)
いや水野先生なら、本作のテーマでも病んだアメリカで解説できそうだな(笑)

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