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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

鉄砲玉の美学

2021年06月22日 21時59分19秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「鉄砲玉の美学」
1973年 日本 100分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 渡瀬恒彦
 杉本美樹
 森みつる
 碧川じゅん
 小池朝雄
 川谷拓三

●あらすじ
渡瀬恒彦主演の任侠アクション。
報酬100万円に釣られた清は九州進出を目論む組の鉄砲玉として宮崎に乗り込む。
内心怯えながらも傍若無人に振る舞う清に地元のヤクザは抵抗せず、良い女も選び放題。
清はそんな状況に生まれて初めて充実感を得るが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作は東映映画ではなく、ATGと言う一時期邦画界でも異彩を放っていた映画会社の作品。
と言っても半分以上の制作費は東映が出資していると言う、ほとんど合作に近いだろうけど。
「仁義なき戦い」より前に、いちチンピラを題材にした作品と言うので評価されているらしいが
正直かったるい映画だったよ。
話が全然進まなくて面白くないし。
こんなタイトルながら、主人公はヘタレ過ぎて鉄砲玉にすらなれてないしね。
関西のチンピラが九州に行って鉄砲玉になって死に、抗争の火種をつくるという発想は
まんま夜桜銀二だけど、全く違ってたね。
まあATGの映画は邦画の中ではかなり特異な位置を占めていると思うから少しは興味があるけど
全然積極的に観ようとは思えないかな。