
「ペンタグラム 悪魔の烙印」
原題:THE FIRST POWER
1990年 米 99分
■監督:
ロバート・レズニコフ
■出演:
ルー・ダイアモンド・フィリップス
トレイシー・グリフィス
エリザベス・アーレン
ジェフ・コーバー
●あらすじ
ロサンゼルスで連続殺人が発生。
儀式めいた事件を追う刑事ラッセルは、おとり捜査の末、犯人チャニングを逮捕する。
チャニングに死刑が宣告されたが、謎の女性からラッセルに「彼を死刑にすると恐ろしいことが起こる」という警告の電話が。
そしてチャニングが死刑執行されてからしばらく後、同僚の婦警がチャニングの犯行と同じ手口で殺された。
そんな中、女性霊能力者テスがラッセルの元を訪れ、チャニングの復活を予言する…。
(ザ・シネマより)
★感想など
ルー・ダイアモンド・フィリップス目当てで観た作品。
髪の毛がそれまでより短くなっていて、新鮮な感じを受ける。
最初はサスペンス・タッチの刑事物かと思いきや、犯人が死んだ後に霊となって手に負えなくなると言う
「ショッカー」「デビルジャンク」系の話になってしまう。
浮浪者のおばさんに転生した辺りとかは、ビジュアル面でも面白かったが
いかんせん登場人物が少なく、話を引っ張りすぎな感もあった。
霊相手なのに、中々銃を撃たせてもらえない等、不自然に写るシーンもあったが
全体的にはまとまっており、佳作と言っていいと思う。
ラスト・シーンは珍しくダークな終わり方をするが、あの後があるのかと思わせて
そこは描かなかった。
本当はあったのかも知れないが、あえてカットしたのかも?
皆さんも是非鑑賞して、想像してみて下さい。