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主に読んだ本の感想。日常のできごと。

東野圭吾の麒麟の翼

2012年01月05日 17時07分04秒 | ミステリー
加賀恭一郎シリーズの最新作。
ストレートなミステリーで、満足度の高い作品。
後読感も良く、かなりよかった。

タイトルにもなっている麒麟の翼もただの象徴ではなく、話の中でも鍵となるもの。
本の中でも要所要所にでてくる。登場人物によって麒麟にたいする思い入れは違うけれど、象徴的なシンボルを通じてよくまとめられている。
胸をさされた被害者が発見されたのが日本橋の麒麟の下。
容疑者が彼女と初めて東京に来たとき着いた場所も麒麟のそば。
作品中にでてくる看護ブログのタイトルも麒麟の翼。
日本橋の麒麟になざ翼がついているのかといういわれも象徴的に関係しています。

人形町を舞台にまたまた加賀刑事が鋭く活躍します。

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