私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

家のはなし オファーするの巻 パート2

2010年09月27日 05時11分16秒 | 日常の話
これはちょっと前の話になる。

最初のオファーから1週間後、2軒目の家にオファーをだした。
最初の家がなんとなく胡散くさかったので、休まず家をさがしていて、見つけた家。
なんと差し押さえでもなく、抵当に入っているのでもない、ちゃんとした普通の売家。
これはかなりめずらしかった。
かれこれ30件以上みているけれど、普通の売家をみたのはこれを含めて3件のみ。
あとは全て、問題物件。 これはラスベガスならではなのだろう。なので、普通物件のみ探していたらおはなしにならない。

まー、今お金に困っていないなら、家を普通に売るっていう人もあまりいないのだろう。 

うちのお隣さん夫婦の奥さんは不動産のエージェントをしていて、今買い時だからといってさらに大きな家を買ったが、うちの隣の家は売らずに貸し家にしている。3年から5年ほどまって売るつもりと言って引越していった。
この買い時とか買い手市場とかいうのも、私の経験からいくとウソくさいけど) 

話をもどしてオファーナンバー2にもどる。
結論からいうとこの件はすぐにダメとなった。
理由は売り手がキャシュかコンベンショナルのローンしか受け付けないということから。

家のローンは普通3とうりある。軍の人たちようのローン。FHAの公共のローン、これは政府が初めて家を買う人のために保証してくれるローン。頭金も低額ですむ。今だと3.5%。コンベンショナルローンというのは買い手のクレジットスコアによって色々違ってくるが、審査も厳しく、頭金も3.5%以上出さないといけないらしい。 私たちはFHAなのでコンベンショナルローンのことはあまり気にかけていなかった。 が、売り手にしてみると、コンベンショナルのほうがFHAよりいいらしい。コンベンショナルのほうが格段に早くプロセスが済む、頭金を20%とか出せるくらいだから、他の諸処の費用(クロージングコスト)も出せると信用できる。他にも理由はあるのだろうけど、コンベンショナルのほうが融通がきくらしい。FHAは政府の保証なので、いろいろガイドラインがある、それに従わないといけないらしい。例えば、今の持ち主が3ヶ月以上所有した家でないとFHAのローンは出せないとか。まさしくこの理由で私たちのオファーはダメになった。

銀行はよく抵当に入った家を束にして、安くフリッパーというリモデル専門の会社に売る。その会社は8件なり10件なり束で買った家を綺麗に直して今のマーケットの値段で売る、それを普通の人が買うという仕組み。銀行から安く仕入れたので今のマーケットの値段で売っても十分利益が出るというかんじ。私たちがオファーをだしたこの家もそんな束のうちの一つだった。
8月の上旬に銀行から仕入れてきて、この会社名義に変更。3週間のうちに外装、内装、庭も綺麗にして8月の下旬にはマーケットに出ていた。なので、この会社の名義になってからまだ一月。FHAはこれをみて、普通の不動産売買ではないと定義して、ローンは出せないというルールを作ったらしい、一応消費者を守るために(どこがどうしてとは聞かないで欲しい。私もよく分からん。それが不動産の胡散臭いところ)。
コンベンショナルだと、そんなことは全然気にしないらしい。

もちろん、最強カードは現金。 
現金買いの人っているんです本当に。例えば、1千万の家をFHAローンの人が1千万でオファーするとします。現金の人が横から900万とオファーすると、例え100万少なくても、ほとんどの売り手が現金になびいてしまうのが現状。
私の同僚もこの現金買いの人たちになんど涙を飲んだことかと悔しさを現していた。
私たちは今のとここの現金買いの人には会ったことないけど。
いつ現れるかとちょっとドキドキ。

ということで、私たちの家さがしはまだまだ続く。





は、に、を、へ、が、の呪縛は続く

2010年09月15日 11時34分17秒 | 日常の話
先学期に続いて、2人の学生と私の同僚が日本語のクラスをとっている。
私の同僚はハワイ出身の日系人なので、しゃべれないが、なんとなく言っていることは分かるので楽勝っと自信満々だった。
しかし、いざ、ちゃんと日本語を習ったみると、思っていたのと違ったらしく、かなり混乱している模様。

難しいのはPARTICLEと呼ばれる"は、に、を、へ、が"をいつ、使うのかということ。
これは、他の学生にもいえるのだけど、やっぱりPARTICLE(接続詞?日本語でなんというのか私は知らない)が難しいらしい。
聞いている分には、意味が通じるから大丈夫と言っているのだけれど、やっぱり先生は厳しいらしく、ちゃんと教えてっていわれる。
ちゃんとっていわれても、なんとなく分かるんだよ。。。としか答えられない。しかも、彼らも適当に言えば25%の確立で当たるだろうと思って、"は、に、が?"と連発。
そんな中で唯一ちゃんと分かっているのが"へ"の使い方。へは場所を表す時に使用し、"TO"と訳せるので、理解しやすらしい。

そんな彼らの最初の宿題は架空のペンパルに夏休みの出来事を書くという、つまらないものだった。
三者三様に"RENOGOOさんへ"という私あたの手紙を書いてくれたのだけど、ペンパルというより家庭教師ってかんじ。私あての手紙を自分で書いている状態。
難しい漢字はダメとか、過去形の否定文はまだ習ってないと、かなり制約が厳しいものだった。が、なんとか外人らしさ漂う文になったと思う。





家のはなし オファーするの巻

2010年09月11日 14時17分14秒 | 日常の話


やっとこ、いいエージェントに出会いさっそく購入希望のオファーを売り手に提出してもらった。
実はこの家、他のエージェントにみせてもらった物件だったが、あまりにイヤなヤツだったので、別の人経由でオファーをだした。

このご時世、普通に売りにでている物件だけをターゲットにしていたら話にならないので、抵当に入れられた家、差し押さえの家となんでもはば広くオープンに柔軟に物件さがしをしていた。もちろん、 エージェントもこの手の経験があるかどうか確認ずみ。
問題ありの物件は購入までにかなり長い時間がかかるので、やっぱりエージェントはちゃんとした人を選びたい。
長い付き合いになるのに、ちゃらんぽらんなお兄ちゃん、説教くらいオヤジ、お金もちを優先させるオバさんなどはやっぱり避けて正解だった。

さて、この家も例にもれず問題物件。
オーナーはカリフォルニアに住んでいて、今現在ローンは払っていない状態。このオーナー、バブルのピークの2005年にこの家を4300万で購入。現在半額以下の値段で売りにでている。こういう場合、普通オーナーではなく差し押さえをしている銀行を相手に値段の交渉をするのだが、このオーナー、ローン以外にも問題があるらしく、私たちにいろいろ条件をつけてきた。そのうちのひとつが、HOA(自治会費みたいなもの)を買い手が払うというもの。と、いうことはかなりの額のHOAがたまっているはず。私たちのエージェントが経験した中では100万単位のHOA未払い分があるケースもあるらしい。そんなものを払わされるのはゴメンなので、このオファーは立ち消えとなった。

オファーをしてから待っている間の緊張感といったら。精神的にかなりストレスがたまる。
ちなみに、オファーする上で返事は3日後の4時までとあるのに、みんな守リャしない。

さて、次はオファーナンバー2。 苦難はまだまだ続く。

家のはなし

2010年09月10日 13時01分51秒 | 日常の話
ラスベガスに住んでいる限り避けられないのかもしれないけれど、またまた2007,2008に引き続き家の問題勃発。
大家がローンを払わないので家がまたまた抵当に入ってしまった。たのむよ大家。。。
私たちは借家人なので、家賃は毎月ちゃんと払ったいたので、あくまでも大家の問題なんだけど、引越しは面倒。こんなに頻繁に起きているので、これからもこうなのか。。。と思うとすっかり疲れてしまった。 なので、ここはひとつ思い切って、家を購入することにした。

高い買い物ほどつらく大変なものだというのは、車を購入したときに学んだので心の準備は出来ていたけど、まさかこれほど、最悪な経験だとは。
しかもまだまだ、序盤戦。

まず、不動産業のエージェントが最悪。
今のエージェントに辿りつくまでに3人のエージェントに家をみせてもらったけれど、どの人もやる気あるのか?
と疑問に思うような態度。
メッセージをのこしても電話を返さない、アポをキャンセルする、オヤジのように説教臭く語る、などなど。まず、ちゃんと気が合うエージェントを探すことからおすすめする。

家を探すより、まずエージェント探しが大変だった。カーセルスマンよりたちが悪いかも。
どのエージェント簡単なケースがいいので、結論を急がせる、ファーストタイムホームオーナーは面倒なのではあまり付き合いたくないというのが現実。
なので、時間を無駄にしないためにも、会ったときにちゃんと、どうして欲しいのか要求を最初に伝えるのが先。家を探すとか見るとか言うよりも、電話は24時間以内に返す、辛抱強くさがす、顧客としてちゃんと扱う等々、私たちはいくつかの点を要求、半日ほど付き合ってみて合うかどうか判断。 

会ってそうそう、書類にサインさせるようなエージェントはさけるべき。アポをキャンセルするようなエージェンは即刻縁を切った。電話番号なくしちゃってという、小学生のような言い訳をしたエージェントも速攻切った。話ている途中で電話を受けるエージェントも切った。そんなこんなで、やっとこ今のエージェントに出会ったのが1ヶ月後。

次は家の買うオファーの話。  苦難は続く。