私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

荻原浩の噂

2010年05月27日 11時28分31秒 | ミステリー


都市伝説を逆手にとって新商品の口コミPRに使用するのだが、それが本当となり女子高生を狙う連続殺人事件がはじまる。

新商品の香水の宣伝のため広告会社が香水をつけるとレインマンという殺人鬼に狙われないという噂を意図的に流すのだが、その噂が本当となり女子高生が殺せれていく。 それをスングルファザーの冴えない刑事とシングルマザーのエリート警部補が犯人をおいかける。

なかなか面白かった。でもこれはBOOKOFFで100円でどうぞ。

今週は5連休

カリフォルニア出張

2010年05月21日 04時02分11秒 | 日常の話
昨日、毎年恒例のカリフォルニア出張へ行ってきた。今回は図書館メンバーの一つであるCLAREMONTが会議を主催。 他の大学を見学するのはなかなか楽しいもので、いろいろ(大学内を)見て回った。 私立の大学だと聞いていたけど、小ちゃかった、全てが。 ふつうの家みたいのを改築して教室などにあてているようで、最初は建物がないのかなと思ってしまった。さすがに図書館はキャンパス内で一番おおきなたてものだったけど。 それはそれでとてもチャーミングだった。けど、やっぱりうちの図書館が一番だね。

45ほどのメンバー(大学、公共図書館)が集まったのだが、どこも財政困難で大変らしい。 カリフォルニアなど11%給料カットになったと言っていた。

そんなこんなで、先週はこの出張の準備のため忙しく、最近ぜんぜん本はよんでいないので感想なし。

読売新聞でサラリーマン川柳ベスト10発表されていたのでご紹介。私はこれが結構好きなんです。すごくユーモアに時代をとらえている作品ばかりです。


〈1〉仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い

 〈2〉「先を読め!」 言った先輩 リストラに

 〈3〉ただいまは 犬に言うなよ オレに言え

 〈4〉「離さない!」 10年経(た)つと 話さない

 〈5〉すぐ家出 諭吉はわが家の 問題児

 〈6〉先を読め 読めるわけない 先がない

 〈7〉こどもでも 店長なのにと 妻なげく

 〈8〉体脂肪 燃やして発電 出来ないか

 〈9〉70歳 オラの村では 青年部

 〈10〉妻キレて 「来とうなかった 嫁になど」

(2010年5月20日23時59分 読売新聞)

$100の男

2010年05月14日 11時53分01秒 | 日常の話
怒とうのような学期末も終わり夏休みに突入。
先週とはうって変わった静けさ。一体あの忙しさはなんだったのか?
テストの1週間前に今さら勉強しても遅いよ。。。と分かってはいるが、なんとなく図書館に来て本を広げているだけで、精神的に満足感を得られるのなら、それはそれでいいのだろう。

学期末中もいろいろな質問がでた。
テストをうける教室が分からない、どこだか教えて? (そんなこと図書館に聞かれても。。。教授に聞くべきでは?)
とか
今まで本借りたことないんだけど、どうやればいいの? (この4ヶ月一体なにをしていたの?)
とか
紙と鉛筆ない? (えっ?今からテストうけるのに持ってこなかったの?)
とか
教科書ある? (じゃあ今まで教科書なしで過ごしてたの?)
などなど、今さらパニック状態になっている生徒さんたちのお世話が主だった。

その中でもとっておきなのが$100の男。
うちの図書館では生徒さん以外はコンピュターが使えない。一般の人は本の貸し出しのみ。 それを知らない一般の人がうちの図書館にコンピュターを使いうためにやってくるのだが、ダメなものはダメ。(コストなどの面でいろいろ理由があるのだが、それは置いておく)。 特に学期末中は生徒さん優先でそれでもコンピュターが足りないくらい。
その中で、この男(どうしてもインターネットのアクセスが必要と言い張る)$100 (やく1万円)を財布からだし, 5分使わせてくれたら$100あげると言い出した。 なんとも胡散臭いオファーだが、もちろん学生アルバイトの子たちは色めきだった。たぶん職員が対応してなかったら、かなり心が傾いていたであろう。
で、結局私の上司が対応して断った。 さあこれで話はおしまいとおもいきや。 この男やおらコンピュターの前に座っている学生にアプローチして$100さつ をひらつかせ、席を譲ってもらっていた。お金をだせば大抵のことは出来るという例であろう。 まあ、分からないでもない。私がこの学生でも同じことをしていたであろう。 で、5分後、この男は立ち去っていった。

一体なぜそんなにインターネットが必要だったのか?
この学生がうれしそうに話してくれたところ、交通違反の切符を切られ、その違反金を5時までに払わなければいけなかった、でも家に帰っている時間がない。というのが理由だったらしい。$100払ってでも期日に間に合わせようとするのもすごいが、本当に$100の価値があったのか?

アルバイトの子たちはこれを聞いて"いいなー" "いいなー"の大合唱。 そんな胡散臭い手にのるな!っと一喝したが、私も心の中では"いいなーいいなー"と繰り返していた。

佐々木倫子のチャンネルはそのまま 2巻

2010年05月11日 12時08分34秒 | マンガ


1巻に比べて数段おもしろかった。いよいよ本領発揮というところか。

主人公の雪丸花子には5人の同期がいるのだが、今回はそのうちの一人で編成という部所で働いている北上さんを紹介している。
前回ではアナウンサー部の花枝さんだった。どうやら、少しずつ同僚の顔も紹介されていくのだろう。あと、お天気お兄さんの降谷さんもでてきた。
なぜか誰もお天気ニュースに耳をかさないで悩む降谷さん。 今回はこの2人の話が特におもしろかった。
980円とたしかにやや高めだが、その価値ありだと思う。 今月は"聖おにいさん5"も発売されるので楽しみ。


さて、先日話ていたが、スペイン語の授業をとろことにした。 どのみち大学の職員なので、授業料はタダだし、家庭教師も5人(ヒスパニック系アメリカ人学生アルバイト、あくまでもただ図書館で夏働くだけでスペイン語を教えるというのは仕事ではない)確保したし。万全を期してのぞんでいる。

。。。がいきなりつまずいた。 学生というものから離れて早4年、システムがいろいろ変わっているのでとまどった。授業をとるにしても、新しいシステムで全てにおいて、パスワードとかログインネームとかでアクセスしなければならず、しかも自分で勝手に作れない。学校のE-MAILにいろいろな情報が送られてくるらしいが、そのEーMAILのアカンウトも初期化(?)させないとアクセスできず、そのEーMAILも自分で作成できないので、オフィスに行って聞いたり。しかも、この州に住んでいるという証明もしたりと、とりあえず、授業をとってお金を払うだけでやることいっぱい。しかもその後、教科書の値段調べたら1万2千円(たった1冊で)もした。これは中古をさがすしかない。
それでも、久々に学生やるのでウキウキしてる。
とりあえずこのスペイン語の最初のクラスがうまくいったら、その上のクラスに秋学期すすもうと思う。もし、うまく行かなかったら、学生アルバイトの子に宿題やらせてしのぐ予定。