私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

日本語、英語、スペイン語の考察

2010年07月20日 09時02分46秒 | 日常の話


先月スペイン語の授業をとっていたのはお話したが、 無事終了。
めでたくA-をとった。
12段階評価で上から2番目の好成績だった(全くしゃべれないけど)。
そこで、スペイン語を勉強していて気付いたことを書留ておこうと思う。

まず、結論からいうと、日本人が最初に習う第二国語は英語で正解だとおもう。

スペイン語、すごく動詞が変わる。 主語によって動詞が変わるので、覚える量もふえる。もちろん例外もいっぱいあって、されに混乱。
例えば、 私は働く。 彼は働く。私たち働く。僕達は働く。あなたは働く。 彼らは働く。 どんな主語がきても、動詞は基本いっしょ。
これは基本的には英語もいっしょ。 I WORK。 HE WORKS。 WE WORK。 THEY WORK。 YOU WORK。
これがスペイン語だと、全て変わる。 YO TRABAJO。 EL TRABAJA。 TU TRABAJAS。
NOSOTROS TRABAJAMOS。 ELLOS TRABAHAN。 VOSOTROS TRABAJAIS。 などなど主語によって動詞の活用がちがってくる。
語尾が変化するだけでなく、全て変わる時もあるのでとっても面倒。

さらに、全ての名詞に性別がある。冠詞をつかわない日本人には冠詞を入れるというクセをまず作らないといけないのに、その上性別をおぼえるのは大変。
いす に冠詞を入れるなら A CHAIR か THE CHAIRになる。 でもスペイン語だといすは女性なので LA SILLA。
英語ならTHEですむものが、スペイン語だと EL、LOS、LA、LASと4とうりの中から選ぶことになる。
新しい名詞は毎年でてくる、一体だれがこの性別を決めるのだろう。学生アルバイトの子に聞いてみたが誰もしらなかった。

さらにさらに、形容詞も名詞の性別、数によって変わる。
例えば、 赤い家。 RED HOUSE。 後にくる名詞が家だろうが、車だろうが、机だろうが、赤いものはタダ赤いと形容されるのが日本語と英語。
でもスペイン語の場合、CARRO (車) ROJO(赤い)となる。形容詞が名詞の後にくる、これも混乱。 車は男性なので赤いも男性になる。
これが赤いいすなら SILLA ROJAとなる。 いすは女性なのでROJA (OがA)となる。 もうこれだけで、形容詞の数が2倍。

ちなみに、フランス語、イタリア語、スペイン語はローマからきているので、全て同じようなつくりになっている。
ラテン語はこの女性、男性、の上に無性別というカテゴリーもあるらしい。 きくところによるとラテン語が一番むずかしいらしい。
なるほど、だから誰もつかわないのね。

スペイン語を習ってみて、改めて英語を見直した。なんと合理的に出来ているのかと。


第143回直木賞

2010年07月18日 05時59分31秒 | 日常の話

先日の直木賞で中島京子の「小さいおうち」が選ばれた。
今までこの人の作品は読んだことがないので、是非これを機会に読んでみようとおもう。
今回で4回だか5回目の落選の道尾秀介、私は今回こそ本命だと思っていたのに。
伊坂幸太郎のようなことにならなければいいが。
伊坂幸太郎は何年か前にノミネート事態を辞退したので、今後選ばれることはない。

昨今ではもっと分かりやすい賞(例えば本屋大賞)があるので、いまさら直木賞にたよらなくても本は売れるのだろう。
しかも選考する"先生"たちの賞評もいまいちわかりにくい。
だいたい、未来のライバルになるかもと考えると同業者が選ぶというのはどうなのだろう?
いささかバイアスがあると思うが。 私としては本屋大賞をより参考にするとおもう。
ちなみに今年の本屋大賞は、冲方丁の天地明察。

こちらは産経新聞にのっていた社説。

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100717/acd1007171801003-n1.htm

ORIGIN INDIA

2010年07月16日 13時49分32秒 | 日常の話


っていう先月TVで紹介されていたレストランに行ってきた。うちの大学のすぐ近く。
ハードロックの真前にあるショッピングセンターの一角にある。
インターネットでみるとなんか高級そうな雰囲気の店だったが、いってみたら普通の薄暗い店。
さすが写真屋さん、とりかた心得ている。

かんじんの料理だったが、おいしいかった。あまり、辛くなく素直においしいっていえる物だとおもう。

しかし、この店ナンにまで料金をかけてくる。普通、ナンなんていうものはおかわりしほうだいでタダでDINNERについてくるのに、2枚で$2もとる。
もちろんおかわりなし。私たちはサイドDISHサイズ(HALF)でたのんだのだけど、量が少なくてびっくり。
アパタイザーも量が少ない、なのに料金はがっつりとる。

たぶん次回は別のインド料理屋さんに行くと思うな。

芥川賞と直木賞ときまりましたが、最近まったく本をよんでいないので感想なし。

ラーメン

2010年07月12日 10時33分42秒 | 日常の話

ラーメン屋さんに行ってきた。 トンコツラーメンを食べたのだけど、なんていうか評判ほどではなかった。
まー日本のラーメンを期待した私が悪いのかもしれないけれど。
まず、麺が粉っぽい。日本のあの黄色い麺ではなく、韓国とか中国の安い麺を使用しているとみた。
あと、スープ。 塩ラーメンっていわれたら、ハイそうですかって素直に信じていたと思う。
今度日本帰ったら、ラーメン食べにいこうと決心させたラーメンだった。



日本の参院選をみておもったけど、みんなの党とか友愛とかなんか最近の政治にまつわるコンセプトが怖い。

ETSY - ハンドメイドのお店

2010年07月09日 11時32分55秒 | 日常の話
同僚が出店しているONLINEのお店。ジュエリーからニット、カバン、セラミック、Tシャツ、せっけん、キャンドルなどなどいろいろな手作り品が一堂に出店しているETSY
売るにも買うにも一応レジスターしてから、はじめる。毎時間結構な量が更新されていて、気に入ったものをその場でカゴにいれておかないと、後で絶対みつけられなくなること必須。
私もいいなーと思ったネックレスをその場でカゴに入れなかったため、その後1時間かけて探しても見つからなかった経験がある。 ジュエリーが特に私のお気に入り
オリジナリテーあふれる作品がおおいし、値段もお手ごろ。 ちなみに私の同僚もジュエリーを作って、ETSYで売っている。
まずはお気に入りのSHOPをETSYから探すのが手っ取り早いかも。

http://www.etsy.com/


プレジデントオバマがラスベガスに今日到着。ちょうど運悪く、空港に友達を送りに行かなければならず、イヤな予感はしていた
絶対セキュリテーが厳しくなって通行止めがあるだろうなと思っていたけど、まさかこれほどとは。
家から空港まで、30分あれば余裕でいけるのに、今日はなんと1時間15分もかかった。 プレジデントが道を通るときは両車線通行禁止、交差する全ての道も何ブロックか後退させて通行止め。
その上に陸橋などあったらそれもダメ、その下のトンネルもダメ。なので、いつもつかっている空港に入るバイパス(トンネル有り)が遮断。
しかも、セキュリテー上2ー3とおりの道順が同じようにブロックされる。もし1とおりの道だけブロックしてあると敵(?)にプレジデントは絶対この道をとおると分かってしまうため。
なので、プレジデントが使わないかもしれない道も同じように通行禁止。
ラスベガスに来てくれるのはうれしいが、毎回毎回これだと。。。

ちなみに明日はうちの大学でスピーチ。 だからといって、学生が行けるわけではない、ホワイトハウスから招待状が来た人のみ。
ちなみにうちの大学に面している道路はもちろん通行禁止。駐車場も駐禁。でも、私は明日休みなので関係なし。




貴志祐介の硝子のハンマー

2010年07月08日 12時56分22秒 | ミステリー


いわゆる本格(密室)ミステリーといわれるのも。ちゃんとキザな探偵(もどき)もでてくるし。
なかなかおもしろかった、よく出来ていると思う。
2部構成になっていて。 第一部で謎提示、第二部で謎ときとなっている。
殺人現場となるのは、都会の高層ビルの一室、(孤島ではないのでまだ現実感あり)。 ハイセキュリテーゆえにこの一室が密室となる。
結構、自然な流れで密室状態をつくりあげている。 探偵役もセキュリテーコンサルタントとして現場に呼ばれる。
なるべく自然なかんじで本格をという意図がよみとれる。
しかし、一回読めば十分なのでこれは図書館でどうぞ。 いまのところ貴志祐介の本で一番よかったのは黒い家。

私事ながら、今月の末にハワイに行く予定。
もちろんバケーション。はじめてのハワイなのでとても楽しみ。
ハワイ出身の同僚からは絶対に"GENKI SUSHI"に行って、とすごく勧められた。でも、わざわざおすし???という気もいなめない。
もう少し観光客らしいおすすめ所はないのだろうか。

新田次郎の八甲田山死の彷徨

2010年07月07日 12時25分37秒 | 歴史/時代物
来る日来る日も暑くて、連日40度こえる日々。湿度がないだけましだけど。
そんな、暑い日にもってこいの本を図書館で発見。あの有名な映画八甲田山の原作。
日露戦争を前にして、日本軍が強行した雪の中での演習。
日露戦争を想定して、日本軍はいかなる寒さまで耐えられるのかという実験をかねての雪中行軍。
もちろん、雪の知識などない上層部の介入によって第三十一聯隊および五聯隊の隊士は不可能な行軍に不十分なまま行くこととなる。
で、もちろん生き残るのはこの上層部の人々。例年にない寒波にみまわれ210人中199人が死亡する大惨事になってしまう。
ちなみに、当の日露戦争時は例年にない暖冬だったため日本軍に有利だったと聞く。
吹雪の中での狂気がよく書かれていると思う。
なにしろ古い本なのでBOOKOFFでも売っているし、図書館にもあると思うので、暑い夏の夜はこれを読んでひたって下さい。