伊坂幸太郎の"死神の精度"
DEATHNOTEに引き続き死神もの。最近、死神多い。
DEATHNOTEもすごくよかったけど、"死神の精度"はもう最高によかった。私の中の伊坂BOOKナンバー1。
やっぱり、うまいね。文章を読んでいてすぐに引き込まれる。
"ずいぶん前に床屋の主人が、髪の毛に興味なんてないよ、と私に言ったことがある。" というのが一番最初の出だしの文章。これを読んで、うまいなと思った。すぐに、え?なんで?と思ったから。ここで、死神の仕事にたいする態度や哲学が紹介されるのだが、それが、この床屋の主人と同じものだったというところから、話がはじまる。一人死んでいくたびにこの死神のことが分かりやや身近にかんじられていく。
もちろんこの床屋の主人もその後とうりまに刺されて死んでしまったけど。
"陽気なギャングが地球を回す"ではそのウィット感もやや鼻につくようなわざとらしさがあったけれど、この本はそんな感じがぜんぜん無く、さらにウィットさもありでとても満足。話も短編5作だけれど、実際つながりがあったりして、ちゃんと1冊としてまとまっているし。とりあえず大満足な本だった。
DEATHNOTEに引き続き死神もの。最近、死神多い。
DEATHNOTEもすごくよかったけど、"死神の精度"はもう最高によかった。私の中の伊坂BOOKナンバー1。
やっぱり、うまいね。文章を読んでいてすぐに引き込まれる。
"ずいぶん前に床屋の主人が、髪の毛に興味なんてないよ、と私に言ったことがある。" というのが一番最初の出だしの文章。これを読んで、うまいなと思った。すぐに、え?なんで?と思ったから。ここで、死神の仕事にたいする態度や哲学が紹介されるのだが、それが、この床屋の主人と同じものだったというところから、話がはじまる。一人死んでいくたびにこの死神のことが分かりやや身近にかんじられていく。
もちろんこの床屋の主人もその後とうりまに刺されて死んでしまったけど。
"陽気なギャングが地球を回す"ではそのウィット感もやや鼻につくようなわざとらしさがあったけれど、この本はそんな感じがぜんぜん無く、さらにウィットさもありでとても満足。話も短編5作だけれど、実際つながりがあったりして、ちゃんと1冊としてまとまっているし。とりあえず大満足な本だった。