先週の週末遅まきながら、300と007CASINOROYALを見た。なんか見る気がしないで時がたってしまったけど、やっと重い腰をあげ見てみた。
感想をいうと、どちらもす~~~ごくよかった。私の友達など300がDVDになった途端これを買っていたけど、やっと分かった気がした。
娯楽的な映画でいうなら最近の中ではピカイチの出来だと思う。
300はペルシャ戦争の一幕であるTHERMOPLYAEの戦いをスパルタ軍から見た話。監督や原作者も言っているように歴史的には一切正しくないけれど、それは断っているのでいいと思う。原作はグラフィクノベル(つまりまんが)で100ページほどの本、ちなみに映画がよかったので原作も図書館で借りてみた。ふつう、ドラマ化や映画化したものが原作を上回ることはまず無い。下手をすると予算の関係などで内容が全然違ったものになっていたりする。
私は初めて、原作を超える映画というのを見た。映画が原作に忠実なだけではなくより高められた感じがする。しかし、強調しすぎでではなくうまくバランスがとれている。もちろん原作のプロットがいいからなのだろうけど。話的には実にシンプル、なのに最後まで観客を圧倒させる。もちろんあのスパルタ兵を演じた俳優たちも
007CASINOROYALはジェームスボンドが代わって新しい金髪と青い目のボンドがかなりバッシングされたのに興ざめして見ていなかった。
なぜか嫌われていたこのボンド、私的には前のボンドのピアースブロンソンより全然いいと思った。前のボンド、なんとなく行き過ぎのかっこよさが鼻についてたけど、この新しいボンド実に現実的。妙に車や腕時計などにこだわっていないところもよかった。車がアストンマーチンに戻ったのもよかった、BMWを運転しているのははっきりいって興ざめ。しかも、レーザー光線とか悪の帝国とかあり得ない悪者ではなく、ちゃんとした(?)現実的な悪具合もよかった。アクションシーンも車などにたよらず体をはってのシーンだったので新鮮だったし。口が悪いのもなかなかおもしろかったし。
映画が終わってやっときずいたでけれど、CASINORYOYALはボンドシリーズの一番最初の話らしい。007になったばかりのジェームズボンドの話。それを聞いてなるほどとな納得した。あの女性にたいしての冷たさはここからくるのねと納得。
まだ見てない人にはおすすめ。
今朝、NEWSを見ていたら子供を車に置き忘れないようにと言っていた。車内の温度は日中で60度にもなるらしい。