ひさしぶりの東野圭吾、大満足な作品だった。
加賀恭一郎シリーズの最新作。 ガリレオ先生シリーズが有名なため、影がうすいかもしれないが、シリーズ8作目。
前のシリーズを読まなくても十分話はつうじるし、この最新作がシリーズの中で一番おもしろいとおもうので迷わずこれから読み始めることをおすすめする。
準主人公を1章ずつかえ、1件の殺人事件をおっていく。
各章が独立しているのだけれど、殺人事件をとうして一見関係ない登場人物がつながっていく秀作。
日本橋に引っ越してきたばかりの四十代女性が自宅で絞殺された。
日本橋署に着任したばかりの加賀刑事が担当となり、下町日本橋に住む人々に話をきいてまわる。
下町ならではのものを手がかりに1章ずつ確実に殺人犯に近づいていく。
同時にその過程で下町に住む準主人公たちのプライベートな部分にもせまっていく。
ちなみにドラマ化もしたらしいとう話をきき、早速1作目をみてみた。
話的にドラマ化したら絶対いいとおもっていたので結構期待していた。加賀刑事役に阿部寛はいいなと賛同もしていた。
でもすごくがっかり。 見始めて5分でやめた。出始め5分でいきなり、本に登場しない女性記者登場。速攻テレビけした。
なぜ本に忠実にドラマ化できないのか????
脚本家は東野圭吾よりもよい作品をかけると自負しているのか????
それとも、あの女優を使わなければいけない義理でもあるのか????
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