さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

とても良い一年でした

2008-12-31 19:06:38 | 歳時記

大晦日の晩に蕎麦を食べる風習は江戸時代からのようですが、

時代が変わっても続いています。

夜遅くまで忙しい商家が、夜食に蕎麦を食べた習慣を起源と

しているようだが、定かではないようです。

 

蕎麦はシンプルな料理(食べ物と言うべきかな!)なのに、その奥の

深さは他には無いでしょう。

誰が作ろうと、蕎麦粉と水で打ち、数少ない節や昆布などのダシ

と醤油だけのつけ汁が基本でしょう。

それなのに、作り手により香りや歯ごたえ、のど越しなどの食感が

まるで違うのはなぜ。

それほど奥深く味わいのある食べ物だと思う。

 

知人のI さんから、蕎麦を打ったので取りに来るようにと連絡があった。

I さんは、自分で蕎麦打ち小屋を造り、本格的な蕎麦打ち修行をする

ほど手打ち蕎麦の美味しさを追求し、よりレベルの高いものをと今だ

情熱を傾けている。

 

打ちたてを、今までに何度と無く届けてくれたり、蕎麦が食べたい

なと思って居たりすると電話が鳴ったりして、以心伝心にビックリす

るやら嬉しやら。

蕎麦職人すら越えた、と蕎麦通を自認する知人仲間を唸らせるほ

どの評判だ。

 

蕎麦小屋を訪ねると、年越し蕎麦を待っている人たちの名前が

ズラーリと張り出してあり、注文数の多さと、それを打つスタミナ

にもビックリ。

私は太目が、Kさんは細目がそれぞれ好きなことを知り、いつも

2種類を用意してくれるので恐縮している。

 

今、久しぶりに集った家族全員で、その蕎麦をいただいた。

丹精こめて美味しく打った蕎麦を、茹で方次第で台無しにして

しまうといけないと、いつもKさんが茹で上げている。

私は信用が無いようだ。

香り、歯ごたえ、のど越し、ともに大満足の年越し蕎麦をいただ

きました。

贅沢な気分です。

I さんご馳走様でした。

 

Aさんモチをありがとうございました。

とても美味しくて、すでに半分は食べてしまいました。

 

この一年、いろいろな方々とのお付き合いや交流は、生きがいそ

のものに繋がっています。

みなさんと楽しく過ごすことができたことを感謝します。

来る年もどうぞよろしくお願いします。

みなさ~ん、良いお年を。

 

 


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