ピアノの調律師の世界に魅せられた高校生が、その世界に足を踏み入れる
「羊と鋼の森」の映画を観ました。
隣にはいつもKさんが居たのに。
独身時代以来のひとり映画鑑賞をしました。
終わった後の余韻が残るうち、「どうだった」と感想を。
どちらからともなく、いつもそのような会話をしました。
前宣伝で、最も優しく、最も美しい映画と言うように、
一人前の調律師になろうとひたむきな姿に、同僚やお客様に後押しされ
成長して行く感動作でした。
Kさんは、優しさのあるストーリーが何より好きでした。
優しさにあふれたピッタリの映画でしたよ。
森の中のピアノ。
3月からNHKが放送中の「ピアノの森」にしても、森とピアノがある。
近くの自然観察の森で、Bluetoothスピーカーを持ち込んでピアノ曲を聴いてみた。
森の静けさに野鳥の囀りがあり、そこにピアノが入る。
ピアノの音が邪魔にならず、自然の中に溶け込み、何故か熱いものがこみ上げてきました。
Kさん、奥日光の西ノ湖周辺のヤチダモの大樹を見に、誰もいない森を歩いていたら、
どこともなくオカリナの音が聴こえてきたのを覚えていますか。
音が聴こえてくる方向に近づいたら、同世代の男性が一人でオカリナを吹いていましたね。
この男性は、自然の中での演奏を楽しみに、初夏から秋にかけて、東京都内から
月に一度はここに通っていると言っていました。
森の中から聴こえてきたオカリナの音、今でも忘れません。
あの時出会った男性は、あの場所で今もオカリナを演奏しているのだろうか。
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