今年は暖冬と言われているけど冬の長距離ツーリングは冷える、足の冷えが特に気になる。その理由は寄る年波というだけではないR1200GSLCの車体形状にも一因があるのだ、GSアドベンチャーに比べればフェアリングの出っ張りが少なくスマートな体型なのだがその分足に当たる風が強い。そもそもBMW Motorradは安全性や長時間走行での疲労軽減などよく追及されていてライダーへ当たる走行風の軽減も重要な要素の1つとなっている。前に乗っていたBMWのR1150RSも冬の走行は快適だったのでそれに比べての話しだ。
ドイツの通販サイト『HORNIG』 で見つけた一品 サイドリフレクター、買おうかどうしようかと思っている内に・・・ 寒さに急かされて購入を決意!!
これHORNINGの値段、15,353円＋送料だから2,000円位≒17,353円
HORNINGでポチする前にヤフオクのGS(`13～)パーツ新情報着信、見ると同じ物があるじゃないですか!! Puigの製品でした、しかも・・・
税込みで17,600円、すぐに落札かんたん決済で翌日到着。
さっそく取付作業開始!!
Puigの正式名称はロアーディフレクター
2013～2016年式、2017～年式にも対応した取付け部品が入っている。2017～年式は既存のパーツを取り外す事無く２本のボルトを外して簡単に取付け出来るが、2014年式のわたしのGSはちょっと面倒です 。
取付金具を２本ボルド締めするのだが１本は外側にあるボルトなので簡単、もう１本はタンクカバーの下側のフェアリングを外しラジエターボディの取付けボルトにその取付金具を固定する。
試に取付けてみた、するとこんな状態5mm位出すぎています。
フェアリングを取付けると案の定大きな隙間で出来ちゃってます。
このままでは取付け結果が良くないのは明白、そこで２ヶ所に手を加える事にしました。
１．フェアリングの取付金具が重なる部分を、金具の厚み分を位を削ります。
２．取付金具の寸法を少し詰め、ボルト穴を長穴にします。
金具の曲がりを一度平らに伸ばし、4～5mm曲げ位置をずらして曲げ直します。
曲げ直すと塗料がボロボロに剥げるので浮いた塗料を綺麗にはがし、ペーパーがけ、脱脂、錆止めサフェイサー、黒艶消し塗料で上塗り充分乾かしたら完成です。
ナイスフィット!! フェアリングの取付けは結構窮屈なのでテープを貼ってキズ防止
ボルトは金具を上へ曲げてフェアリングを入り易くする為に取っ手として付けたもの。
綺麗に取付けできました。
ディフレクターは樹脂製ですから２ヶ所のボルトは穴の位置さえ合えば簡単に締まりますが、要点は金具側のディフレクターに当たる面が互いに平行である事が望ましい、そうでなければ曲げて調整する。
さて、Puigのロアーディフレクター防風効果のほどは・・・ 効果確認の走行テスト実施。
西湘バイパスを飛ばすも膝の冷たさは感じない、それもそのはず気温１７度のポカポカ陽気。風の流れは確かに変わっている手をかざしてみると、膝には当たっていない太腿の数センチ上を流れていくのが分かる。多分この風はBMWロゴマークの後方のディフレクターの開口部から流入したものだろう、太腿の上を流れた風は腰辺りに当たって後方へと流れ去る。
今日の走行テストではまだ効果の確認は出来ていないが防風効果は期待できる。
ポカポカ陽気の湘南海岸を走って今日の走行テストは結果のでないまま終了。
2018-12-14追記 第２回 防風効果テスト
横浜横須賀道路 朝比奈IC～馬堀海岸IC間20km 15分を走ってみた。
気温9.5～10℃晴れという環境でそこそこの速度でも走行。
パンツはツーリング用ジーンズ風(ゴアテックス)、中に薄手のタイツ、ツーリングブーツ。
膝から太腿にかけての強い走行風は殆んどなく足の冷えは全く感じなかった。これなら長時間のツーリングでも大きな効果を期待できると思う。
クリアでカッコいいし
これで防風も完璧なら言うことなしですね。
綺麗に取付け出来て良かったです。
膝に風が当たらなくて冬場の寒風も防げてました。
でも先日ナナちゃん手放してます。
150RSの方がずっと良かったですが、GSは全体的に
風当たりが強いです。