コーちゃんのブログ

オートバイで遊ぶNice Middle(?)の気ままな日記
    

畑の新しい仲間

2023年10月30日 | 畑はじめました。

ご先祖はこの地で農業を営んでいた農家、今は中学校校長を

定年退職し家に隣接した農地で野菜を作るなど悠々自適の

生活をしているお方がいる。その方とは町内活動などて親しい

間柄なんですが、その方から耕運機が故障したので新しいのを

買うから直して使うんだったらあげると言うのだ。

 

という事で、どんな故障かは分からないが機械いじりが好き

で直らなくても楽しめると思い貰って来た。その方も私が機械

いじりが好きで近所の人の刈払い機やチェンソー等を直して

いる事をご存じだったようだ。

 

さて、貰って来たのはこのミニ耕運機

ヤンマー QT17

症状としては、エンジンはかかり調子は良さそうなんですが

エンジン回転を上げてもローターが全く動かないのだ。

エンジン回転もある程度まで上がるが負荷がかかってエンジンは

回りたいがこれ以上回転は上がらず唸っている感じなのだ。

 

 

これはエンジンの下についているギヤBOXとローター軸。

ウオームギアによりエンジンの縦回転を横回転に変えローターを

回す装置なんですが、ウオームギアと噛み合うウオームホイール

の歯が欠けてロック状態となっていた。

 

 

これがウオームホイール、歯が三枚欠けていた。

色からすると銅か銅合金のようだ。

 

インターネットでヤンマーの販売店を探すが最も近いのは

三浦市和田で小一時間かかる農機具販売と修理のお店。

ウオームホイール、ベアリング、オイルシール、ギヤオイル

を注文、部品代合計15,740円。

ギヤとベアリング交換は専用工具などが必要なので

このお店に依頼し工賃は7,200円

ギヤオイルISO460は500円/100㏄とすごく高価、高い面圧が

かかるウオームギアの専用オイル、オイルなら何でもよい

と言う訳にはいかない。

 

 

オイルシールは自分で交換し組立の準備が整いました。

ギアケースは液体パッキンでシールするが付け過ぎと

少なすぎには要注意。

 

 

オイルシールを外すのは苦労したが新しいものを挿入する際は

軽く入ってしまった。思い出せば古いものは外周面もスラスト面

もシール材が付着していた。メーカーとしてはここはシール材を

使う設定としていると思われるのでシール材を塗布してから挿入。

また内側のリップ部にはグリスを塗布。

 

 

黒い円筒状の物は遠心クラッチの外筒、その下にオイルシールと

ベアリングがありますが、めんどくさい作業になる様だったので

今回は交換しなかった。

 

 

ローター軸に付いているギアは方向があるウオームギアのねじれ

方向と相関がある。

 

無事組立作業完了、そしてエンジンオイルも交換メーカー指定は

SAE10W-30、かつてオートバイ用として使っていたモービルワン

15W-40があったのでこいつを使った。100%合成の良質のオイルだ。

 

今日は試運転で畑に持ち込む

30分位使ったが調子が良い、オイル漏れもない。

という事で、今日はミニ耕運機のデビューでした。

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (びわこ)
2023-10-30 21:09:08
部品も手に入り無事に修理できておめでとうございます。
これで土を柔らかく耕して美味しい野菜を作りましょう。
拍手パチパチパチ
返信する
びわこサンへ (レッド)
2023-11-05 10:08:14
耕作放棄地だったので始めた頃はカチンカチンの土
でした少しは良くなっているんですが、とても良い土
とは言えない状態です。ミニ耕運機では深い所までは
耕せませんが、土が団子にならないしフカフカして
してきました。鍬なんかもう使ってられません。
返信する

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