隣のおっさんの工場から気になる音が聞こえてくる。エンジンを掛けようとしているがナカナカ掛らないそんな想像をさせる音だ。隣のおっさんバイクなどには乗らないはずなのに? 覗いてみるとフーフー言いながら始動用の紐を一生懸命引っ張っている。足元にあるのは小型のエンジンチェンソー。これは良い遊びを見つけたぞ、早速修理を申し出て2サイクルエンジンのチェンソーをいじくり回すことに・・・・・
点火系統は問題なしだ。となれば燃料系統だろう、もっとも混合ガソリンを残したまま数年間使ってなかったそうでからほぼまた違いあるまい。キャブレターの詰まりを直しタンクを洗浄これで大丈夫かな? エンジン始動用の紐を引くこと10回近く、オッかかりそうだなという期待を抱かせる微妙な音の変化。ついに軽やかにエンジンはふける様になり本日のお遊びし終了。
(キャブは一見単純で部品はごく少ないがユニークな構造。燃料ポンプはキャブ内のダイヤフラム(パッキンの一部)を、クランクケース内の圧力変化を利用して動かすようになっている。)
スチールのチェンソーはシリンダー、ピストン、ピストンリングの材質が良くってヘタリは少ない方と思います。
今回初めてチェンソーをさわりましたが、下手すると大けがをする危険な道具でしょ少々不安でしたよ。スチールってドイツ製のようですね。