偶然見つけた録音をMP3で購入。
『Montreal Festival Wind Orchestra』という私には全く見当もつかない団体の
演奏するバッハのオルガン作品編曲集。
まさに、ロマンティックバッハ。
若い頃は、ストコフスキーが編曲したバッハとかは大嫌いで、全く聞かなかったのに
50を過ぎた頃からそうでもなくなってきた。
リヒターの晩年(って言っても今の私より若くして亡くなっている)は、理由はともかく
非常にロマンティックな演奏をしていて、全盛期を思うと、痛々しくてとてもじゃないけど
聴けなかった。
ハッキリ言ってボロボロである。
でもねえ、最近は、死ぬ3年前に録音したドーリア調のトッカータとフーガとかパッサカリアを
聴くと涙が出てくる。
さすがに、まだ死にたくはないが、オレも年取ったんだなあ。
ロマンティックバッハ、書いてみるか。