烏合庵奇譚

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渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

烏式拉麺;#01:なんちゃって“生碼麺”

2008-09-28 09:44:34 | 烏合庵の食卓
先週の名残,TUE to FRI;札幌⇔名寄,往ったり復たり.毎日の昼飯,コンビニお握り齧る間ももどかしく… かくて帰宅,土曜の昼飯.

“そろそろ麺類,喰いたいなあ…”とつれあいに振れば,私の居ない先週末,“麺武はちまき屋”さんを坊主と堪能してきたそうで,外メシには腰が重そう. …なれば自助努力.
冷凍庫漁れば豚小間と烏賊下足発見.他に常備の野菜.今日・明日分の夕メシ種仕入れを兼ねてスーパーで麺ともやしを調達,早速仕込み.


麺4玉,大盛3人前.
豚小間・烏賊下足・玉葱・人参・青椒・木耳,主役のもやし.
具材は全て細めに切り,もやしは冷水に晒しシャキっとさせる.


鍋に湯を沸かし,一撮みの塩と少量の酒,長葱の青いところと生姜を包丁の背で叩いて泳がせ,豚小間・烏賊下足を順に加えてさっと湯通し,おか上げしておく.葱もざくっと切って具材とする.


豚・烏賊を湯掻いた湯に水を加え,3人前のスープの分量+αとして火に掛け,沸き始めたところで花鰹一掴み.ちょっと強めに煮出して網杓子で節を引上げ出汁とする.塩で当りを7分,残り3分を醤油,少量の酒と味醂で整え,スープの上り.


麺茹で用の湯を沸しながら,具材を調理.
鍋を火に掛け一撮みの塩.塩がぱちぱち弾けたらサラダ油を馴染ませ,人参・玉葱・青椒,おか上げの豚・烏賊,木耳を順に加えて炒め,もやしを加えてさっと油を廻したらスープの+α分を加え,牡蠣油で補強,水溶き片栗粉(馬鈴薯でん粉)で緩めの餡とする.


麺を硬めに茹で,温めたスープを張った丼に泳がせ,餡をたっぷり載せたら“なんちゃってサンマーメン”の出来上がり.
   伸びないうちに,戴きます!


一人作業なので,餡は麺を湯掻く前に上げなければならず,口中火傷のリスク負うほどアツアツに仕上げられなかったのは残念だったが,さっぱりしたスープと野菜の甘味溢れる餡が中細の麺に絡んで美味い.もやしのシャッキリ感も残り,つれあいには好みの火通りのようだが,タイトルや私の好みから言えばもう半呼吸速めに餡を絡めても良かったかもしれない.
あっさり目のスープは,ウチ的にはコレで十分なのだが,鶏ガラスープの素などを少量加えれば,さらにコクのある味わいになると思う.

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