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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

ザウァークラウトとソーセージを蒸煮する

2009-01-19 00:27:30 | 烏合庵の食卓
まったりとした日曜.夕飯の仕込みもまったり.頂き物のソーセージと年末買い置きのザウァークラウトをゆるゆる炊くことにする.

用意はウィンナー(2種;プレーンとパセリ&レモン)・ザウァークラウト・玉葱のスライス・ベーコンの細切れ.ほかにローリエ・黒胡椒(粒)・バター・酒.


ベーコンをフライパンに入れて弱火に掛け,ゆっくりカリカリにいためる.バターを少し足して(脂が充分に浮いてくるような良いベーコンならば,無論,バターなど足す必要は無い)玉葱を加え,飴色に炒める.これを加えることで酸味のカドが丸まり,固形ブイヨンを使うよりも味に深みが増す.是非とも掛けたい一手間である.


煮込む鍋にザウァークラウトの半量弱を敷いてソーセージを並べ,残りを被せる.漬け汁も全部廻しかけ,水は加えない.



炒めたベーコン/玉葱を載せ,ローリエ1~2枚,黒胡椒5~6粒を散らす.フライパンに残ったこびり付きは少量の酒(白ワインでも良い)でデグラッセして鍋に加える.キャラウェイシードは,お好みならば.


蓋をしてとろ火に掛け,30分ほどくつくつ炊けば出来上がり.粒マスタードを添えれば, s’Nice!


今晩の献立.ザウァークラウトとソーセージの蒸煮・ロースハムシュゼットとレタスのマリネ(つれあい手錬)・味噌漬けカマンベール(中札内産)・バタール.私はとりあえずビール(発泡酒),つれあいと坊主には常備の赤ワイン.ゆったりとした休日の晩餐であった.

p.s.
10数年来,拙庵のハウスワインはコレ,カスティリョ・デ・オレリア:赤(ティント).初見は近所のスーパー.安かった(¥300>当時)ので何気に掴んだのだが,ぞろっぺいな拙庵の料理には大当りだった.洋食系は言うに及ばず,ヤキトリ(手羽先良し,豚精また良し)との相性には折り紙を付けたい.「美味しくはないが、正しい味」と評された方が居られるが,慧眼,恐れ入る.
テーブルワインからバレンシアのオリジンにデノミされて値も当時より上がり,コルクがプラスティックになってしまったのは些か残念だが,未だにワンコインで楽しめるのは嬉しい.ハンバーグの煮込みなど,調理にも気兼ねなく使えるし,コワさない.何より,拙庵のBBQには欠かせぬ1本である.
コメント
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