印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

お客様から喜びのメール

2016年10月14日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

印鑑リフォームのお客様で、2本の印鑑とも多店舗で作った書体がお気に召さないで、当店に同じご苗字を彫るように、というご注文をいただきました。水晶と青メノウ印材でした。

2本とも、丸ゴシック体に近い古印体(こいんたい)でした。古印体は、中国になく日本で生まれた書体で、まろやかで太い、細い、のある線質です。お客様から小篆と隷書でとご指示があったので、まず、印稿(いんこう、仕上がりのラフデザイン)を起こしてメールでお送りしました。小篆は気に入っていただいたのですが、隷書が今一つ、お客様の感性に合わなかったようです。行書で印稿を見たい、というご希望をいただきました。別途、1080円がかかりますが、というお返事をして、ご了解をいただきました。翌日に以下のようなメールをいただきました。お客様からご了解をいただけたので、ブログに掲載させていただきます。

<以下はお客様のメールです>
お世話様です。(お客様のお名前)です。おお、これぞ求めていた印稿です。これで(行書)お願いします。ちなみにお金は金曜日に振込みましたので、月曜日に確認出来ると思います。

(納入後にいただいたメールには)
お世話様です。印鑑届きました。素晴らしい出来です!どっちも味があって最高です。特に行書のほうはとても気に入りました!正直それなりの出費だったので、また失敗したらどうしよう、なんて思ったりもしましたが、お願いして良かったです。大事に使わせていただきます。また機会がありましたらよろしくお願いします。袋サービス、ありがとうございました。 <ここまで、お客様のメールです>

自分の作品をお客様に気に入っていただけた、これぞ職人冥利、商人冥利だと思います。
次の仕事への励みになります。


▲仕事時の参考書『印海』にある五書体の作品例です。
タイトルは「五体認印集」、書体は左から隷書、篆書、古印体、
楷書、行書です。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo


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