河口湖から上黒駒バイパスを抜け、34号線から勝沼方面に向うと、一軒目のワイナリーがあります。
丸藤葡萄酒です。
そのワイナリーは、写真の看板がなければ、見逃してしまうぐらい目立ちません。
中に入ると、倉庫兼ワイナリー。
デモでも、美味しいワインが有るんです。
お目当ては、2012年国産ワインコンクールで見事金賞を受賞したワイン。
写真左の【2011ルバイヤート甲州シュールリー】です。
今回は、三本get。
金賞のラベルも、貼って貰いました。
甲州ワインの特徴の一つは【シュールリー製法】です。
ワインを発酵させるには、酵母を使います。
発酵すると酵母は死んで沈みますが、それを取り除かずそのまま貯蔵する方法がシュールリーだそうです。
この製法はアミノ酸を多く含み、旨味が取り除いたものより断然多くあるそうです。
早速、飲んでみました。
キリッとした酸味。
その後で、じわ~~と甘みが増します。
今まで飲んだ中でも、最高位のワイン。
こちらは、平成22年4月の甲府ワイナリー巡りの記事です。
旅行会社のツワーでもワイナリー巡りはあります。
でも、多くは観光バスが止まれる駐車場とお土産屋さんなどが併設された、大規模なワイナリーです。
今回訪ねた小さな小さなワイナリーは、ヒッソリです。
写真の鉄製階段を上っていくと、中央葡萄酒のミサワワイナリーが有ります。
落ち着いた雰囲気のお店で、試飲も出来ます。
車の運転があるので、試飲はブドウジュースを頂きました。
こちらのお店で、販売しているワインです。
写真右側一番下の【甲州鳥居平畑】は、JALの国際線でも出されているワインだそうです。
この中央葡萄酒の三沢社長が、甲州ワインを本場ヨーロッパに売り込んだ第一人者。
そして、【Kosyu(甲州)】 を葡萄酒作りの【ブドウ】としてEUに認定させたのが三沢社長です。
その結果で、甲州ワインが世界的に広まりました。
現在ではその娘さん まだ20代ですが、父の跡取りとしてワイン作りに挑戦しています 。
多くは、グレイスの名前で売られています。
少し飲み過ぎなので、今日はここまでにします。
明日も、もう少しワイナリーを廻ってみますね。