しこたまらいふ

岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

新茶家さんで5月末の料理を楽しむ① お凌ぎ 涙豆と干しこのこの飯蒸し

2021-05-31 | 奥州市・北上市のごはん
つぶつぶ食感の涙豆。ご飯の中には干しこのこ。その上に木の芽の葉っぱだけをつまんで散らします。

涙豆は食感の良さと爽やかな香り。干しこのこは、塩分と独特の風味と旨味。蒸したご飯のやわらかな香とそれらが溶け合って、最後に山椒の風味が全体を引き締める。


「涙豆」は、若いスナップエンドウの中身だけを取り出したもので、スペインバスク地方の春の料理によく使われるとか。プチプチ弾ける食感が春を感じさせてくれます。

「干しこのこ」は、ナマコの卵巣を取り出し、凧糸に広げて干したもの。水切れを良くするために先を細らせて干すので、三角形になる。三味線のバチにも見える事からバチコとも呼ばれます。先月の料理にも出てきましたが、塩辛を濃くしたような味で、口に含むととても香ばしいです。酒が進みます(^^♪ 

お凌ぎは、空腹を凌ぐという意味ですが、私はお腹が空いている時にちょっとだけご飯を食べるとより一層食欲が出てきます。次にはどんな料理が出てくるんだろうとワクワクすること必至。楽しみ楽しみ。


 
コメント
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