いつの間にか寝ていた。
今夜はもう一本書く事があったのだ。夜中に目が覚めたので書いておこう。
俺は去年の十一月に八王子の個人経営のパン屋さんに就職したが、わずか三ヶ月ばかりで退職した。
八王子の店長が言うには、
「お前はパン屋にむいていない。早く違う職をみつけろ。」
俺の為を思って言ってやって下さったそうだが、そんな事を言う人のもとでは、もう働けない。
俺自身、この店長にはもうついていけないと常々、考えていたので、その三日後に逃げるように退職してきた。三月いっぱい働けば給料だけはくれてやると言われ、俺本人もそのつもりでいたが、休日開けの3月15日に出社したてみたら、どうにもこうにもやる気がしない。
やる気もないのに給料だけ貰っても申し訳ないし、もうこの店長からは一円だってもらいたくないやと思ったので、その朝、店長に給料はいらないですからとお願いして辞めてしまった。
迷惑でみっともない辞め方。
なおかつ、せっかくの店長の忠告すら無視し、今は地元でパン屋のバイトをしている。
退職に追い込まれたのは、俺が失敗ばかりしたのが原因で、店長は悪くはない。
ただ、店長の人格や発言にはもうついていけなかった。
店長の厳しいしごきと長時間労働に俺の体力と精神がついていけずに失敗の連続。そによる脱落。
だが、疲れて追い込まれていたとはいえ俺はうっかり者で失敗体質であることは間違いない。その上に簡単にこんなもんでいいやと適当にやっつける。うっかりで適当。確かにパン職人に向いている性格ではない。
だが店長と向き合う事で、店長に怒られながらでも俺自身のそういう弱点を認識し、少しずつでもなんとか自分の弱点を改善していこうとしていた。
だが店長はそんなのんびりと待ってはいられなかったようだ。
俺自身、店長との対決の日々で精神的に疲弊しており、正直やめてくれと言われた時は助かったと思った。
心底、思うのは個人経営のパン屋さんへ就職する事は、その店の店長との対決である。
こちらは店を持つ様な人に比べれば、技術的にも経験的にも未熟な身。
仕事で失敗したり、仕事ができなければ、小突かれたり、けられたり、怒られたり、嫌みを言われたりするのは当然の事だ。
ただ。そんな日々の中で純粋に思ったのは、師とあがめ本当に尊敬できる人物の下でなければこんな生活は続かないという事だ。
八王子の店長は職人としては尊敬していたが、人物としては軽蔑していた。
自分が軽蔑している人間に怒られ続けるのは、無理だ。体を壊して精神的に追いつめられる。
もし。パン屋をやろうと思い、個人経営のパン屋で修行しようと考えている方がおられるのなら、一つだけ忠告する。
店長を愛しなさい、信じなさい、尊敬しなさい。
それが無理な様な人物なら、例えどんなに腕が良くてもその店には就職するな。
自分が本当に尊敬できる人物でないと、パン屋に就職しても長続きはしない。
まず、就職前に何度も、その店長と会話し、仕事内容や店長の職場での様子を見学させていただいてから、就職にふみきるべきだ。
パン屋は低賃金の長時間労働だ。お店やパンだけで、就職先を選ぶと後悔する。
そして仕事を覚えるだけなら、バイトで十分だと今の俺は思う。
今夜はもう一本書く事があったのだ。夜中に目が覚めたので書いておこう。
俺は去年の十一月に八王子の個人経営のパン屋さんに就職したが、わずか三ヶ月ばかりで退職した。
八王子の店長が言うには、
「お前はパン屋にむいていない。早く違う職をみつけろ。」
俺の為を思って言ってやって下さったそうだが、そんな事を言う人のもとでは、もう働けない。
俺自身、この店長にはもうついていけないと常々、考えていたので、その三日後に逃げるように退職してきた。三月いっぱい働けば給料だけはくれてやると言われ、俺本人もそのつもりでいたが、休日開けの3月15日に出社したてみたら、どうにもこうにもやる気がしない。
やる気もないのに給料だけ貰っても申し訳ないし、もうこの店長からは一円だってもらいたくないやと思ったので、その朝、店長に給料はいらないですからとお願いして辞めてしまった。
迷惑でみっともない辞め方。
なおかつ、せっかくの店長の忠告すら無視し、今は地元でパン屋のバイトをしている。
退職に追い込まれたのは、俺が失敗ばかりしたのが原因で、店長は悪くはない。
ただ、店長の人格や発言にはもうついていけなかった。
店長の厳しいしごきと長時間労働に俺の体力と精神がついていけずに失敗の連続。そによる脱落。
だが、疲れて追い込まれていたとはいえ俺はうっかり者で失敗体質であることは間違いない。その上に簡単にこんなもんでいいやと適当にやっつける。うっかりで適当。確かにパン職人に向いている性格ではない。
だが店長と向き合う事で、店長に怒られながらでも俺自身のそういう弱点を認識し、少しずつでもなんとか自分の弱点を改善していこうとしていた。
だが店長はそんなのんびりと待ってはいられなかったようだ。
俺自身、店長との対決の日々で精神的に疲弊しており、正直やめてくれと言われた時は助かったと思った。
心底、思うのは個人経営のパン屋さんへ就職する事は、その店の店長との対決である。
こちらは店を持つ様な人に比べれば、技術的にも経験的にも未熟な身。
仕事で失敗したり、仕事ができなければ、小突かれたり、けられたり、怒られたり、嫌みを言われたりするのは当然の事だ。
ただ。そんな日々の中で純粋に思ったのは、師とあがめ本当に尊敬できる人物の下でなければこんな生活は続かないという事だ。
八王子の店長は職人としては尊敬していたが、人物としては軽蔑していた。
自分が軽蔑している人間に怒られ続けるのは、無理だ。体を壊して精神的に追いつめられる。
もし。パン屋をやろうと思い、個人経営のパン屋で修行しようと考えている方がおられるのなら、一つだけ忠告する。
店長を愛しなさい、信じなさい、尊敬しなさい。
それが無理な様な人物なら、例えどんなに腕が良くてもその店には就職するな。
自分が本当に尊敬できる人物でないと、パン屋に就職しても長続きはしない。
まず、就職前に何度も、その店長と会話し、仕事内容や店長の職場での様子を見学させていただいてから、就職にふみきるべきだ。
パン屋は低賃金の長時間労働だ。お店やパンだけで、就職先を選ぶと後悔する。
そして仕事を覚えるだけなら、バイトで十分だと今の俺は思う。
私自身、その厳しい店長に似ている。
やはり、皆辞めていく。
パンを作り、お客様に届ける、美味しいと感じていただく、
なんだろう。
個人店は、1人のやることの負担は大きい。
大手のパン屋さんなら、負担はすくなくなるはず。
どうしても厳しい。
僕は地元の個人店で正社員で働いて信じて貰えないかもですが月の手取りが3万の生活をしていました。
腕は良い店長で給料もはじめは手取り16万というお話だったので就職しましたがいざ蓋を開けたらそんな状況で一人暮らしをしてるので一年も居たら貯金がスッテンテンになりました。
僕から言えるのは本当に此処の主と同じです。
無理だと思ったらすぐにでも辞めた方が良いと思います。
他にもパン屋はありますし、きっと自分に合うパン屋があると僕は思います。
僕は今、父と二人で無事独立しました。
諦めなければきっと道は在ると思ってます。
自分は、今パンの仕事に転職しようかと悩んでいます。
と言うのも、現在会社勤めで、何のやりがいも無い毎日に悶々とする日々。 自分の将来の為にも、遅咲きながらも、何か手に職を就けられる仕事をしたい。と考えての事。
パンが大好きな事。
今ちょうど近くで求人がある事。
こんな動機では、勤まらないでしょうか?
貴重な体験談をありがとうございます。
負けるな。(主に自分に)
良い事なんかないよパン屋なんか。
でもさ。それなりにやってきましょう。
狭い空間で四六時中一緒に仕事しなければ
ならないわけですから技術云々より、店長
との相性の良さで店選びすべきですね。
大変参考になりました。ありがとうございます。