墨汁日記

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パンの思い出

2005-03-23 20:25:59 | パン
 俺の育った所は、国分寺の住宅地の奥深く。電車に乗るにも、鷹の台まで歩いて15分。恋ケ窪はチャリで15分。国鉄の中央線に乗りたきゃはバスで15分(移動時間)、もしくはチャリで20分で国立駅。そんな所だ。
 そんなところなので、近所に商店街などはなく。この世に手作りパン屋なんてものが存在することすら、小学生高学年ぐらいになるまで知らなかった。パンなんて全部ヤマザキだと思ってた。
 パンなんかより、近所の野中文房具店の駄菓子の方がよほど俺に親しかった。もっとも、小学生高学年の頃、近所のヤマザキのパンを売ってたパン屋が手作りパン屋に変身。土曜の昼、おふくろがいない時、おふくろからもらった500円で妹とそこのパンを買って食べるのが楽しみだった。

 が、俺にとって、パンの思い出と言えば、「ぶたぶたくんのおかいもの」。
 幼稚園の頃、おふくろにせがんで何度も何度も読んでもらった。特に、ぶたぶたぶーぶー。かあこお。どしんばたん。のあたりは傑作。馬鹿みたいに何度でも笑った。ま、馬鹿だからな。

 そして、顔つきパン。俺にとってパンとは顔つきパンなのだ。みんな、ぶたぶたくんの事を見てるんだぜ。パンのくせに。もし、いつかパン屋になれたら必ず顔つきパンをつくる。約束だ。
 さくらももこもぶたぶたフリークなんだろう。もしいつか会う機会があったら聞いてみよう。たぶん、一生ないだろうけど。

 あと、「はじめてのおつかい」のパン屋も俺の中に残るパン屋だ。最近はしゃれたパン屋ばかりだけど昔は、こんなパン屋だかなんだかわからないパン屋がどこにでもあった。(パン屋じゃないのかもしれないけど)

 ぶたぶたくんのおかいもの


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