メロンパンの真実
メロンパンて好き?俺は今はそんなに好きではない。それでもパン屋を訪れて買うものに迷ったときなどはなんとなく買ってしまう。
メロンパンてうまいことは、うまい様な気がするけど、確実にうまい!といううまさではない。微妙なうまさなんだよね。もう、体が求めてたまらない。超食いてーというほどはうまくない。
でも一時期メロンパンにはまってた。毎日二個ぐらい食ってた。そういや業田良家の執念のデカの好物はメロンパンだったな。あのころの業田良家は本当に面白かった。
その頃の俺は新聞の配達員で、4コママンガとメロンパンと近所の肉屋の焼き鳥にはまってた。体重も70キロ近くあってさ、配達中に走ると胸の贅肉がプルンプルンふるえたもんさ。
そんなで、東嶋 和子の「メロンパンの真実」
本来は科学ルポライター。生命科学と医療分野が得意の作家さんの東嶋 和子さんが、母親の入院をきっかけにメロンパンのルーツの謎に挑戦。
科学ルポライターがメロンパンのおっかけ?まぁ、パンも科学だしね。パン屋の入門書「新しい製パン基礎知識」て本を読んでると、本当にそう思う。パンの発酵プロセスなんかは科学がずいぶん解明してるんだよ。あれだよね、パンも金んなるからね。養老孟司さんが良く言ってるけど、金になる事はみんな科学になる。金にならない事なんか誰も調べないから科学にはなんない。
そんで、関西圏。広島あたりでは関東人がメロンパンてよぶパンのことをコッペパンとよんでるんだってね。関東で言うところのコッペパンは広島では「給食のパン」て言うんだってさ。そんで、関東でいうところのメロンパンは広島ではサンライスあるいはサンライズとよんでるんだそうだ。
ふーん。だから、広島発祥のパン屋、アンデルセンではメロンパンの事をサンライズっていって売ってんのか。きどってんのかと思ってた。
その他にも、パンの興味深い話が満載。面白いよ。東嶋 和子の「メロンパンの真実」みんな読むべし。
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