「いまから、『個性』という言葉を使って、いかにもありそうな女性ファッション誌の『コピー』をでっちあげてみる。
『さりげない自分らしい個性を主張する麗しのモード・スタイル!』
『わがままな期待を満たす、時代の旬を取り入れたスタイリッシュな個性』
『彩色の個性! 色が生み出すエネルギーと実用性をかね備えたアジアン・ファッション』
『笑顔が私の個性。スマイリーと街を行こう!』
『選べる着こなし。わたしの個性をカスタマイズ!』
『お約束なんてうちやぶれ! 少し大人なブランド着こなし個性』
『最も個性的な個性! 究極のおしゃれはわたしを見極めること』
『控えめで可憐で情熱的なラテン系? そんな個性を身につけろ!』
『誰よりも美しくありたい。そう願う心があなたの個性!』
『格安で可愛いお手軽な個性的アクセサリ満載』
『まずは自分に似合う服から、自分の個性服を探そう!』
『あの子より個性的? 最新モードをゲットせよ!』
『数量限定、個性的な激レア・アイテムを、お家にいながらにして手に入れる』
『女を磨く! 最後は個性がものを言う』」
「ふうー」
「ふぅって?
なにか問題でもあるのか?」
「言い回しが古くさくって聞いてて疲れる。いかにもおばさんって言い回しだ。ぜんぜんお洒落じゃないよ!」
「ふーん。
ところで、今つかった『個性』という言葉から共通の『意味』を見いだす事が出来るか? たぶん、出来ないだろう」
「出来ないよ」
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